【7/26(水)リニューアルオープン】<津軽の伝統工芸×北欧インテリアが融合>ACTUSプロデュースによる新形態のビジネスホテル

2023年8月20日(日)8時0分 ソトコト

施設名 リッチモンドホテル青森
住所 〒030-0861 青森県青森市長島1-6-6
TEL 017-732-7655 
URL https://richmondhotel.jp/aomori/


リニューアルコンセプトは、Encounter with TSUGARU Traditional


青森県の西側を占める津軽地方の中心地である青森市は、新旧の建築や自然の名所が多数存在する東北有数の観光地です。しかしながら、こぎん刺しや津軽塗り、あけび蔓細工など何百年も前から受け継がれてきた伝統工芸品は殆ど知られていません。
全国に43か所あるリッチモンドホテルでは、計画的な改修計画が現在進んでいますが、今回アクタスがコンセプトメイクと空間プロデュースを手掛けたリッチモンドホテル青森は、地域の伝統工芸や文化と出会い、ひいては伝統産業の活性化の一翼を担う 「地域に根差した情報発信と出会いの場」 というもう一つの役割を持った新形態のホテルへと進化します。


ホテルのロビーを知的体験の場に


伝統を守りながら今の時代に合わせてアップデートを続ける津軽のローカルなものづくりを、リッチモンドホテル青森を訪れる人々にぜひ知ってほしいという思いから、ロビーを中心に伝統工芸品を体感できる空間、地域の文化や魅力を集め伝える場としてデザインいたしました。
そして、これらを上質な環境で寛ぎながらご覧いたくために、同じくクラフトマンシップの伝統を持つ北欧インテリアでコーディネートしました。リッチモンドホテル青森のロビーは、北欧のあたたかみのある照明や家具に囲まれながら、素朴で味わい深く、作り手の個性やユーモアに触れる工芸品とともに、これまでにない知的体験の場となっています。





ビジネス、レジャー双方の滞在者にむけたロビーラウンジ


|ビジネス目的のお客様へ向けて


待ち時間やテレワークなど、ホテルにおいて一時的に使われるロビーを、居心地の良いラウンジ空間に。インテリアを通して「住」の側面から豊かなライフスタイル提案を続けてきたアクタスが、落ち着いて過ごせる「家」のようなロビーを作りました。
ロビーのインテリアには青森の伝統工芸品と、アクタスが強みとするヨーロッパ家具を中心に採用。青森にまつわる工芸や文化、インテリアに関する書籍、パネル等をディスプレイすることにより、忙しいビジネスパーソンがホテル内で知識や気づきを得られる機会をご用意しています。


|レジャー目的のお客様へ向けて


ローカルな情報収集の場としてロビーをご利用いただけるよう、展示している伝統工芸品にはそれらの歴史や背景、工夫などの情報を伝えるウェブページのQRコードを設置。リッチモンドホテル青森は、地域の「入り口」として奥行きのある情報を提供します。
ディスプレイや関連書籍をゆっくりご覧いただけるカウンター席やソファなどを設置。リビングのようにゆったりとお過ごしいただけます。また、地元出身のスタッフを通して「地域」との出会い、コミュニケーションが生まれる空間設計としています。
ビジネス目的でも、レジャー目的でも、ただ宿泊する通過点に終わらせず、地域の伝統工芸やデザインの魅力を知り、滞在がより充実し、次の滞在が楽しみになるようなホテル体験を提供します。





津軽の伝統工芸との協業


今回のリッチモンドホテル青森のリニューアルコンセプトである「 Encounter with TSUGARU Traditional」を実現するために、ロビーや客室各所に、青森の伝統工芸品との出会いの場を設けています。
ホテル滞在者に、青森の伝統工芸品の魅力を知ってもらうために、生活に取り入れやすいものをセレクトしたり、作家や工房に依頼して特別に制作したものを展示しています。
津軽塗や、あけび蔓細工、竹籠などは本来の姿のまま展示し、こぎん刺しは現代的なエッセンスを少し加え、空間に馴染むよう特別に制作を依頼。ねぶたの置物も、さりげなくねぶたを表現できるよう、ねぶたの技法を使った和紙を用いて本ホテルの為に製作しました。
また、館内の各階表示にはこぎん刺しを、ロビーにはりんごの収穫から貯蔵用として使用されているりんご箱からインスピレーションを得たシェルフを設置し、青森の伝統工芸品とともにディスプレイしています。














客室にも津軽の伝統工芸×北欧インテリア


窓からねぶた祭りを見渡せる特別客室をアクタスが空間デザインを行い、
「ロイヤルコーナーツインTSUGARU」としてフルリニューアルいたしました。
自然を感じる色彩と、建築的な思考に基づいたシンプルで美しいデザイン、優しい手触りと木の温もりを感じる北欧テイストのタイムレスな家具や照明をセレクトしました。
さらに、ロイヤルコーナーツインTSUGARUには、豊かな彩りと季節感を演出する津軽びいどろのグラスやこぎん刺しのクッション、津軽塗の代表的な4種類の技法(唐塗、七々子塗、紋紗塗)を用いたアートピースを飾り、上質なホテルステイに彩りを添えています。








他全室には、こぎん刺しをモチーフにデザインしたオリジナルのカーテンやアクセントクロスを採用しました。
客室に滞在している時間で青森を訪れたことを感じることができる、「リッチモンドホテル青森」ならではの空間が完成しました。





<ホテル概要>


【名称】リッチモンドホテル 青森 客室数175室
【TEL】017-732-7655 各ホテル共通ご予約専用(受付時間 9:00〜21:00) 050-3183-0414
【住所】 〒030-0861 青森県青森市長島1丁目6−6
【交通アクセス】JR「青森」駅【東口】より車で5分/徒歩で 約15分
【公式サイト】https://richmondhotel.jp/aomori/
【ディレクション・デザイン】株式会社アクタス
【インテリアプランニング協力・キュレーション】
gallery stoop(https://stoop.jp/)、F-BEYOND(https://f-beyond.com/)


<ホテル内の津軽伝統工芸品ならびに地場協力先>


階数表示・客室クッション・5F展示品:こぎん刺し(弘前こぎん研究所:https://tsugaru-kogin.jp)
コーナーツイン 壁面アート・コースター・5F展示品:津軽塗り(津軽塗り職人の相馬作)
コーナーツイン トレイ:ブナコ(https://www.bunaco.co.JP)
コーナーツイン カップ・5F展示品:津軽焼(津軽千代蔵釜:https://tsugaruyaki.com)
コーナーツイン コップ・5F展示品:津軽びいどろ(北洋ガラス:https://tsugaruvidro.jp)
5F展示品:金魚ねぷた(津軽藩ねぷた村:http://neputamura.com)
5F展示品:あけび蔓細工(宮本工芸: https://www.miyamoto-akebikougei.com/shop)
5F展示品:津軽竹籠
5Fレセプションバゲージ台:有限会社 木村木品製作所 (http://www.kimumoku.jp/)
コーナーツイン・5F:選書(まわりみち文庫:https://detourbooks.official.ec/)


⚫︎株式会社アクタス

ソトコト

「リニューアル」をもっと詳しく

「リニューアル」のニュース

「リニューアル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ