最強の毒グモに咬まれた結果、勃起が止まらなくなった… 男性が恐怖体験語る=ペルー

2023年8月19日(土)11時0分 tocana


“世界最強の毒グモ”に咬まれた男性が、2日間にわたる激しい勃起に苦しめられたとして、その恐怖体験を語っている。


 ペルー在住の電気技師であるロナウドさん(仮名)は、郊外で仕事をしている最中に「クロドクシボグモ」という猛毒グモに指を咬まれてしまった。


 クロドクシボグモが持つ毒は、ヒトに対しての致死量がわずか0.1mgという非常に強力なもの。一匹だけで80〜100人ものヒトを死に至らしめるほどの危険性があるともいわれており、ギネスブックにも「最強の毒グモ」として登録されている。


 もし咬まれてしまうと、激痛、けいれん、不整脈、視界不良といった諸症状に加え、副作用として「持続勃起症」が起こることも報告されている。その効力はバイアグラをしのぐともいわれ、勃起不全の治療薬として研究がすすめられているそうだ。


 ロナウドさんの場合、電球を交換している最中に咬まれたといい、当初は気に留めていなかった。しかし、指から振り落としたクモを見た瞬間、周囲は青ざめたという。


 症状はすぐに現れた。約20分後、咬まれた方の手は激しく腫れ上がり、腕の血管が浮き上がってきた。心臓の鼓動は早くなり、冷や汗が止まらなくなったかと思うと、やがて歩くことも困難になったという。


 病院に救急搬送されたロナウドさんは血清を投与され、一命は取りとめた。しかし、その後2日ほど「股間の収まりがつかなくなった」とのことだ。また、咬まれた方の手や指の動きも、1カ月ほど不自由だったという。


 クロドクシボグモについては、先日オーストリアのスーパーマーケットでバナナの箱から発見され、スーパーが一時閉鎖される騒動に発展したこともある。また、イギリスでは購入したバナナからこのクモが何百匹も発生するという恐怖体験も報告されている。


 クロドクシボグモは南米では「バナナツリー・スパイダー」とも呼ばれており、バナナの果樹園に多く生息している。そのため、輸出されるバナナに紛れて海を渡ることもあるというのだ。日本では特定外来生物に指定されており、ペットとしての輸入は一応不可能となっているものの、すでにセアカゴケグモやヒアリといった猛毒生物が国内に侵入していることもあり、油断はできない。


 以前、勃起不全の治療に効果があるとしてアリの巣に男性器を突っ込んだタイ人男性もいたが、この記事をきっかけに「何か」を思いついたとしても、決して実行してはいけない。


参考:「Daily Star」ほか

tocana

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