なんでシカの角が生えてるの... 和歌山にめちゃくちゃ強そうな自販機があった

2019年8月21日(水)17時0分 Jタウンネット

戦国武将の真田昌幸・幸村父子の隠棲の地として知られる和歌山県九度山(くどやま)町。幸村はかつてこの地で14年の時を過ごしたという。


そんな九度山町に真田ファン必見の自販機が登場し、注目を集めている。


一見すると、赤い普通の自販機に見えるが、頭には幸村のシンボルでもあるシカの角が。大きく描かれた幸村のイラストも相まって、妙な存在感を放っている。


「戦国好き、真田好きな方に喜んでいただけるよう」


シカの角が生えた自販機を設置しているのは、真田ゆかりの地でオリジナル戦国グッズの制作・販売をしている「紀州戦国屋」だ。


紀州戦国屋を運営する折原美樹さんは2019年8月20日、Jタウンネット編集部の取材に応じ、こちらの自販機について、


「シカの角は真田幸村のシンボルです。戦国好き、真田好きな方に喜んでいただけるように取り付けました」



と説明する。


ジュースの販売だけでなく、Tシャツやキーホルダーなどのオリジナルグッズも販売しているこちらの自販機。「真田幸村といえば赤備、『日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)』」ということで、シンボルであるシカの角と赤い甲冑をイメージして自販機のデザインに盛り込んだ。


ちなみに、シカの角は本物を使用。ご主人で「紀州九度山真田砦」店長の収(おさむ)さんがボルトで取り付けた。しかし、装着してから盗難に遭ったとのことで、現在の角は2代目になるのだそうだ。


「地元では盗難に遭ったので鹿の角を届けてくれる方もいます。観光客の中には九度山町にはどこでも同じ自販機が設置されていると思った人もいるそうです」(折原さん)



紀州戦国屋は、6月にグッズ販売店「紀州九度山真田砦」をオープンしたばかり。真田グッズをメインにしたこのお店について折原さんは、


「真田砦を九度山町の第2の名所にという夢があります。真田ファン、九度山ファン、歴史ファンの方のみならず地元に愛される場所になればいいなと思っています」



としていた。

Jタウンネット

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