高まるプログラミング教育への関心、8割の親が子どもの将来に不安

2017年8月21日(月)10時45分 リセマム

新しく始めてみたい、または注目している習い事

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eラーニングに関するサービスを提供するイー・ラーニング研究所が親を対象に実施した調査によると、2020年の教育改革に向けて実際に何かに取り組んでいる人は約3割。中でも、2020年に必修化される「プログラミング」に関心が高まっているようすがうかがえた。

 「子どもの将来に関するアンケート」は、全国の20代〜50代の親374人を対象に実施したもの。調査日は7月18日。

 子どもの将来について「不安を抱えている」親は77%。具体的には、「ロボットの発達により職種が狭まり、希望した職業に就けないかもしれない」がもっとも多く、「病気やケガなど健康面」「就職せず(できず)フリーターになるかもしれない」「結婚しない(できない)かもしれない」が続いた。

 2020年の教育改革に向けて何かに取り組んでいるかを聞いたところ、「はい」27%、「いいえ」73%という結果だった。取り組んでいる内容は、1位が「英語・英会話スクール」、2位「学習塾」、3位は同率で「プログラミング」「音楽系」。また、「新しく始めてみたい、または注目している習い事」では、1位「英語・英会話スクール」、2位「プログラミング」が多かった。2020年の教育改革に向けて実際に何かに取り組んでいる人は約3割と少ないものの、2020年から必修化される「プログラミング」への注目が高まっているようすがうかがえた。

 子どもの将来に向けてかけている費用の月額は、「10,001円〜15,000円」がもっとも多く、「5,000円〜10,000円」「0円」「15,001円〜20,000円」「30,001円以上」の順だった。

 子どもに身に付けてもらいたいスキルの1位は「英検」、2位「ジュニア・プログラミング検定」、3位「計算力・思考力検定」、4位「パソコン検定試験」など。将来就いてもらいたい職業は、1位が「プログラマー(SE)」、2位「公務員」、3位「研究者」などであった。2020年に「プログラミング」が必修化される影響からか、子どもに身に付けてほしいスキルや将来の職業でも、プログラミングが注目されていた。

リセマム

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