国家公務員採用試験2018合格発表、一般職4.9倍・皇宮護衛官20.5倍
2018年8月21日(火)11時15分 リセマム
国家公務員採用一般職試験(大卒程度)は、採用予定数4,223人に対し、申込者数3万3,582人、合格者数7,782人で倍率は4.3倍。合格者数は前年度(2017年度)と比べて577人増加した。女性の合格者数は2,639人、合格者に占める割合は33.9%となった。
一般職試験の合格者を学歴別にみると、大学院612人(7.9%)、大学卒1,391人(17.9%)、大学卒見込み・在学・中退5,622人(72.2%)、その他157人(2.0%)。合格者の出身大学数は276校で、前年度と比べて17校増加した。内訳は、国立77校、公立43校、私立156校。
国家公務員採用専門職試験(大卒程度)について、6種類合計の合格者数は5,226人で、前年度と比べて425人増加。女性の合格者数は1,945人、合格者に占める割合は37.2%となった。各試験の倍率は、皇宮護衛官(大卒程度)が20.5倍、法務省専門職員(人間科学)が5.0倍、財務専門官が6.7倍、国税専門官が4.6倍、食品衛生監視員が8.0倍、労働基準監督官が6.6倍。
合格者には合格通知書を郵送するとともに、人事院のWebサイトに合格者の受験番号を掲載する。合格者は8月22日より行われる各府省による面接を経て、おおむね2018年4月に採用される。