【実食レポ】洋菓子と喫茶の『アマンド』で「喫茶デザート食べ放題」を食べたら至福すぎた!

2022年8月23日(火)10時51分 食楽web


JA全農ふくれん×アマンド限定コラボメニューが食べ放題 | 食楽web

 六本木のランドマークとして、また本格スイーツの先駆けとして長年に渡り愛されている喫茶と甘味の店『アマンド』が、今年8月18日(木)に創業76周年を迎えました。それを記念して、8月18日(木)〜8月31日(水)までの期間限定で、「喫茶デザート食べ放題」を開催。3種類のパフェと、2種類のリングシューが食べ放題という太っ腹企画。さっそく食べに行ってきました。

六本木のシンボル、六本木交差点にある「アマンド」


(左)1964年のオープン間もないころの『アマンド』六本木店。(右)現在の『アマンド』六本木店

『アマンド』が誕生したのは1946年の東京・新橋。戦後間もない時です。店名の『アマンド』は「甘人=あまんど」やフランス語の「アマンド=アーモンド」(諸説あり)。1949年に有楽町店が開店し(現在は閉店)、おなじみの“アマンドピンク”と呼ばれた鮮やかなピンクはこのころから使われていたそう。時代を考えるとかなりの先取り感ですね。

 そして、六本木のランドマーク的な存在である六本木店は1964年、ひとつ前の東京オリンピックの年にオープンしました。ピンクと白のストライプが印象的な外観で、長く六本木の待ち合わせ場所としても利用されていました。

『アマンド』の看板メニューと福岡のいちじくと梨を使ったパフェが食べ放題!


パフェには福岡いちじく、福岡なしを使用しています

 そんな六本木店で、今回の「喫茶デザート食べ放題」が行われます。期間は8月31日(水)までの毎日で、定員は1日15名。15時〜15時10分の間に定員数を超えた場合は抽選となります。予約不可、時間より前に並ぶのもNGとのこと。

 いよいよ「喫茶デザート食べ放題」へ。今回の対象メニューは全部で5品。もちろん、食べ放題なので、どれを何個食べてもいいのですが、制限時間は90分。どれから食べるか、作戦は練ったほうがよさそう。ボリュームのあるリングシューを先に食べたほうがいいのか、パフェから攻めるか、そんなことを考えるのも楽しいですね。


「ウェルカムリングシュー」

 そして、今回の「喫茶デザート食べ放題」ですが、オーダーをすると「ウェルカムリングシュー」として、通常のリングシューよりひと回り小さいサイズのリングシューに福岡県産シャインマスカットをサンドした、スペシャルスイーツが1人1個運ばれてきます。

「福岡県産シャインマスカットのリングシュー」は、今回の企画限定のメニュー。六本木店の店長によれば、福岡産のシャインマスカットの美味しさを知って欲しいということで、リングシューにサンドしたもの以外に、そのまま食べる用に2粒添えているのだそう。

 さらに、通常は生クリームですが、このリングシューはヨーグルトクリームを使っています。シャインマスカットが甘いので、すっきりしたクリームとのバランスが絶妙。どうして食べ放題メニューに入ってないの…と思うぐらい、もう1つ食べたくなる美味しさです。

瑞々しさ抜群!「福岡なしと紅茶ゼリーのパルフェ」&「福岡いちじくと水ゼリーのパルフェ」


「福岡なしと紅茶ゼリーのパルフェ」

 さあ、いよいよ食べ放題スタート。まず、オーダーしたのは「福岡なしと紅茶ゼリーのパルフェ」と「福岡いちじくと水ゼリーのパルフェ」。今が旬のいちじくと梨を使っているのですが、大きな特徴はパフェの“下”部分にありがちな、フレークやスポンジなどがないこと。

「せっかくの美味しいフルーツを使っているので、フルーツの味やジューシーさを感じてもらいたい」(店長)ということで、パフェの“土台”となるものは使っていないそうです。下の部分がゼリーになっているのでフルーツの味も堪能でき、スッと食べられるのがうれしいですね。


みずみずしい梨の美味しさをダイレクトに味わえます。

 最初に運ばれてきたのは「福岡なしと紅茶ゼリーのパルフェ」。制限時間の90分は、このファーストオーダーがテーブルに運ばれたタイミングからカウントされます。

 さっそく、トッピングの梨から。使用されているのは福岡の「豊水」。今が旬の梨で、ほんのり酸味がありつつ、上品な甘さと果汁たっぷりジューシーさはたまりません。このパフェだけで約3/4個も使っているというのですから、もう、これ、梨を食べていると言ってもいいぐらい。

 下の部分は紅茶のゼリーとレモンのジュレ。合わせるとレモンティーのような味わいです。さっぱりした梨と合わせても梨の風味がしっかり感じられて相性がいい! 梨とゼリーを一緒に食べると梨のシャキシャキした食感も際立ちます。結構、あっという間に完食しました。


「福岡いちじくと水ゼリーのパルフェ」

 次にトライしたのは「福岡いちじくと水ゼリーのパルフェ」。福岡いちじくを1.5個分使っているという、これまた贅沢なパフェです。まず、たっぷりトッピングされているフレッシュないちじくから攻めます。

 いちじくのプチプチ感と優しい甘さが何とも言えない味わい。トッピングされているローストアーモンドがいいアクセントになっていて、いちじくとの組み合わせのよさにびっくり。アーモンドサブレものっているので、途中で砕きながら、いちじくと一緒にいただきます。ぶどう果汁を使ったソースも風味をプラスしてくれます。


このゼリーも美味しい!さっぱりしていてフルーツとの相性抜群

 こちらも下の部分はいちじく、オレンジゼリー、水ゼリーの組み合わせ。いちじくの上品な味わいを壊さない、さっぱりしたゼリーなので、一緒に食べたときにいちじくの味がいきてきます。ゼリーと合わせているので、食べ終わったときもいちじくの余韻がずっと残っていて、いちじくのパフェを食べた満足感に浸れます。

看板メニューを食べずして終われない!「復刻♪苺のビックリングシュー」


「復刻♪苺のビックリングシュー」

 まだおなかに余裕があるので、「アマンド」の看板メニュー「リングシュー」にトライ。せっかくなので、「復刻♪苺のビックリングシュー」をオーダー。これは1990年代に大人気だったリングシューをアップデートしたもの。当時は、シュー生地にたっぷりの生クリームといちごをサンドしていましたが、今回は真ん中にカスタードをサンドしたサブレを挟んでいます。

 このシュー生地とサブレ、クリームを重ねたリングシュー。正直どう食べたらいいのと迷うところがあったので、食べ方を店長に伺いました。まず、上のシュー生地を外して、お皿にのせます。残りの部分をナイフとフォークで食べやすいサイズにカット。あまり小さくすると崩れるので、4〜5等分ぐらいがよさそうです。外しておいた上の部分の生地も同じように等分し、重ねて食べるのがおすすめの食べ方だそう。もちろん、どう食べてもいいのですが、せっかくの層を味わうなら、ぜひ試してみたい食べ方ですね。


今回は特別に店長に食べ方の見本を見せてもらいました(食楽web)

 今回は教わった食べ方でシュー生地、生クリーム、サブレ、カスタードクリームの層をしっかり味わえました。美味しい! リングシューはときどき食べている筆者ですが、いちごがサンドしていたり、サブレがプラスされていたり、層の構成が違うと新しい美味しさがあります。ボリュームがあるように感じましたが、ふんわり食感のシュー生地に口当たりの軽い生クリームなので、あっという間に食べられます。

 全部食べたら、おなかもいっぱいに。そして、時間も経ってしまいここでタイムアウト。ほかにも「福岡いちじくと福岡なしのサンデー」、「六本木リングシュー」がありますが、そこまではたどり着けず。でも、福岡いちじくも福岡なしも堪能でき、看板メニューのリングシューも食べられたので大満足です。

 6月に行った「喫茶パルフェ食べ放題」では、5種類のパフェを制覇した人も多かったそう。今回はウェルカムリングシューがありますが、それを入れても全6種なので、コンプリートはできそう。ファーストオーダーは2品まで可能で、次からは1品ずつ。ワンドリンク付きなのもうれしいですね。どれから、どの順に食べるかもポイントです。

 とにかく、満足しかない食べ放題。福岡いちじくと福岡なしの美味しさも堪能でき、有意義な時間が過ごせました。この食べ放題は8月31日(水)まで実施。定員数を超えた場合、抽選に当たるかどうかは運ですが、スイーツ好き、フルーツ好き、そして「アマンド」好きはぜひトライしてみてください。

●DATA

アマンド76周年創業祭「喫茶デザート食べ放題 90分」

開催:アマンド 六本木店
住:東京都港区六本木6-1-26
期間:2022年8月18日(木)〜8月31日(水)
時間:15:30〜17:30 ※15:00〜15:10に整理券配布、定員オーバーの場合抽選
料金:2800円、小学生以下1960円 ※ワンドリンク付き
http://www.roppongi-almond.jp/

食楽web

「食べ放題」をもっと詳しく

「食べ放題」のニュース

「食べ放題」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ