「ブラックキャップは逆効果?」といううわさはウソ? ホント? アース製薬に真相を聞いた

2024年8月24日(土)21時5分 All About

ブラックキャップがゴキブリを駆除する仕組みと正しい使い方、「ブラックキャップは逆効果?」といううわさの真相について、アース製薬に聞きました。

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置いておくだけでゴキブリ対策ができるブラックキャップですが、巷では「ブラックキャップは逆効果なのでは?」といううわさも……。
そんなうわさの真相について、アース製薬に聞きました。
(今回の質問)
「ブラックキャップは逆効果?」と聞きました、本当?
(回答)
ブラックキャップを設置することで、ゴキブリを家に誘因してしまうことはないので、「逆効果?」といううわさはウソです。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

ブラックキャップの正しい使い方は?

置いておくだけでゴキブリが駆除できる「ブラックキャップ」。どのような仕組みで駆除しているのか、聞いてみました。
「ゴキブリは水場や餌場の近くに集団で生息することが多く、この場所を一般的に『巣』と呼んでいます。ブラックキャップの中の薬剤を食べたゴキブリは、徐々に効果が現れて駆除されますので、薬剤を食べたゴキブリに効くだけではなく、薬剤を食べたゴキブリのフンや死骸を食べたゴキブリにも効果があらわれます」
また、通常の「ブラックキャップ」のほか、「スキマ用」と「屋外用」も展開されています。それぞれ効果的な設置方法は以下の通りです。

ブラックキャップ/ブラックキャップ スキマ用

キッチンの棚の中、コンロの下、引き出しの中、流しの下、冷蔵庫の下や机の裏側など、ゴキブリが出やすい場所に設置するのがおすすめ。なお、ゴキブリの幼虫は巣にかくれてあまり出歩かず餌を探す能力が少ないので、できるだけたくさんの駆除エサ剤を設置し、駆除エサ剤と出会う機会を増やすのが効果的だそうです。

ブラックキャップ 屋外用

ゴキブリの侵入しそうな所(玄関付近、窓際、ベランダ、換気扇付近など)、ゴキブリの住処付近(プランター、室外機など)にセットすると効果的。また、もともと屋内にゴキブリが生息していた場合は、屋内にも設置することで屋内に生息するゴキブリを駆除することができるそうです。

「ブラックキャップは逆効果」といううわさは本当?

ゴキブリを駆除するアイテムであるブラックキャップですが、世間では「ブラックキャップを置くことでゴキブリが引き寄せられてしまい逆効果になるのでは……」といううわさもあるよう。
この真相について聞いてみると、「ブラックキャップを設置することで、ゴキブリを家に誘因してしまうことはございません」とのこと。「誘引されるのは遠くても、薬剤から半径1〜2メートル程度です。ブラックキャップの中の駆除エサ剤を食べたゴキブリは、徐々に効果が現れて駆除されます。先ほどもご説明した通り普段生息している『巣』の中で駆除されることが多く、目につくことは少ないと考えられます。また屋外に設置した場合は、ほとんどが屋外で駆除されます」
ブラックキャップが逆効果になることはなく、目につかない場所で駆除されるとのことなので、安心してブラックキャップを設置しましょう。
(文:All About ニュース編集部)

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