吉田羊「映画化できれば」「コールドケース3」クランクアップ!
2020年8月24日(月)12時0分 シネマカフェ
ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で2003年から全7シーズンにわたり、アメリカ・CBSで放送され、全世界でも大ヒットを記録した「コールドケース 迷宮事件簿」。2016年、2018年と制作された日本版では、神奈川を舞台に、吉田さん演じる神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役らの活躍を描いた。
3作目となる今作では、神奈川県警捜査一課チームの結束力はさらに高まり、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかになり、また、これまで語られることのなかった各キャラクターの物語も描かれる。
そんな本作が先日、横浜のロケ地にてレギュラーキャストたちがクランクアップを迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大により、中断していた期間も含め約6か月にもおよんだ撮影。
主演の吉田さんは「コロナという大変な時期でしたけれども、2か月の自粛期間を経て無事に撮り終えられたのはやっぱり“コールドケース”という作品がもつ底力だと思いましたし、コロナがあったことで逆にシーズン3で皆様との絆がより深まったなと感じております」と心境を明かし、「シーズン3が成熟できたのは本当に1人ひとりのプロ意識の賜物だと思っております。このチームとまた再会できるのを心から願っております。願わくばシーズン9とまでは言いませんので、シーズン4をやってファイナルで映画化できればいいなと思っております(笑)」とさらなる続編の制作を望んだ。
百合を支える年下の相棒・高木信次郎を演じる永山さんは「本当に皆様の愛に救われてここまでやってこられた気がしています。それに先輩方の現場への愛や、振る舞いがすごく勉強になりましたし、とても身になったと思っています」と感謝を語り、チームのムードメーカー、立川大輔役の滝藤さんも「シーズン3でまた立川が人気出ちゃうなと(笑)。本当に皆様に助けられましたし、そしてまだまだこの立川という役をこのメンバーと一緒にやっていきたいと思っております」と続編に意欲を見せている。
皆を支える金子徹役の光石さんもまた「こんなに俳優ファーストな現場もないと思っております。愛を感じております。また皆さんと4、5、6、7、8、9までいきましょう(笑)」と言い、“代理”本木秀俊役の三浦さんも「間違いなくこのシーズン3で、レギュラー5人のチームワークがすごく熟してきた、完熟してきた。そういう時に、これで最後だなんてそういう気持ちにはなれない。ぜひ次に進みたいと思っております」と語っており、本当に良い現場だったことが伺える。
連続ドラマW「コールドケース3 〜真実の扉〜」は冬、WOWOWプライムにて放送予定。