東京薬科大と都立小金井北高が高大連携…医療分野等の人材育成

2022年8月24日(水)15時45分 リセマム

東京薬科大学と東京都立小金井北高等学校との高大連携協定締結

写真を拡大

東京薬科大学と東京都立小金井北高等学校は2022年7月21日、高大連携協定を締結した。医療、環境、工学に携わる優秀な人材の育成と若者たちの将来の夢実現に向けて、より強固な協力体制を構築していくことを目的としている。

 東京都立小金井北高等学校の教育目標として、「次代の日本を支えるリーダーを育成すること」を掲げている。理系への進学を考える生徒も多く在籍している中で、今回の協定は、東京薬科大学が薬学・生命科学という学問分野で積極的に支援することで、医療、環境、工学に携わる優秀な人材の育成と若者たちの将来の夢実現に向けて、より強固な協力体制を構築していく。

 具体的には、大学で実施される講義、実習や各種講座への高校生の参加や高等学校での出張講義や進学相談の実施。高校生への学術論文制作の指導、教職課程を履修している大学生の高等学校における教育実習支援の他、高等学校の教員に向けた学位取得支援等を行う計画となっている。連携活動のスタートとして、東京薬科大学の提供できるコンテンツの学校訪問(出前授業)プログラムや実習体験プログラム等、ニーズにあったプログラムの提供により連携を進めて行く予定。

 東京薬科大学の平塚明学長は、「これまでも東京都立小金井北高等学校から多くの優秀な生徒が入学しておりますが、今回の協定締結を基にさらなる連携強化をすることで、連携プロジェクトを通して本学の幅広い分野の学問領域に触れる機会をもってもらい、薬学・生命科学への興味、本学への興味を持っていただきたい」とコメント。

 東京都立小金井北高等学校の白鳥靖校長は、「スクール・ミッションで“理数系の素養を持つ生徒の裾野を拡大する教育活動”と“将来の東京の教育を担う人材の育成に向けた高大連携による教育活動”を掲げております。今回の締結は、このスクール・ミッションを達成するために不可欠なものと考えており、連携強化を通して次世代の日本を支えるリーダーになるべく、多くの生徒に将来の進路への可能性を広める機会となれば」とコメントしている。

リセマム

「東京」をもっと詳しく

「東京」のニュース

「東京」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ