「既婚者限定合コン」に参加する人妻の言い分

8月24日(金)20時0分 NEWSポストセブン

彼女たちはなぜ合コンに足を運んだ

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 モラルやルールは理解していても、ヒトは不倫をやめられない生き物らしい。ご近所も会社もリスクが高い──そんな男女が相手を見つける出会いの場として密かに流行しているのが既婚者限定の合コンだ。


 夫婦共働きで2人の子どもがいる由佳さん(36)は、先月、初めて“既婚者合コン”に参加した。


「参加した理由は、久しく失われていた“女性としての充実”への渇望からでした。家と職場を往復し、家事や子どものお弁当作りに追われる日々。“ママ”になりきっていました。でも、『このまま女として終わってしまうのか』と思うと、時々ふと切なくなってしまって……」


 水曜日の仕事終わりに、旅行好きな人を対象にした“既婚者サークル”に参加。家族には「仕事の飲み会で遅くなる」と言って出てきたという。


「合コンだと家族への罪悪感が強くなってしまうけれど、『サークル』という名称だったのでハードルが下がりました。たったひと言、されどひと言。女は流されてしまったときの言い訳がほしいんです。『そうなるなんて思わなかった』っていう……」


 独身時代とうってかわり、結婚後の旅行らしい旅行は新婚旅行一度きり。そんな由佳さんにとって「旅行好き」の男性参加者たちとの会話は至福のひとときだった。



「なかでも50代男性の1人旅の体験談がすごく魅力的で。髪の毛は後退していてお腹も出ていたけど、知らず知らずのうちにその男性に惹かれていたんだと思います。会がお開きになり、参加者が2次会の相談を始めると、『この後、少し2人で飲みませんか』と誘われて、流れにまかせて……」


“サークル”の参加費は男性が1万円前後、女性はその半額以下。参加者は男女各10人程度に絞る少人数制が多いようだ。


「男性参加者も既婚者なので、お互いのパートナーへの不満というマイナス面の話も通じます。すると、初対面の男性相手でも“この人は私をわかってくれる”っていう思いが簡単に距離を縮めてくれる。あの夜があったからこそ、私は女であることを取り戻せて、その後の生活に張り合いと潤いが生まれたんです」


 今宵も言い訳を盾にまたひとり女に戻っていく──。


※週刊ポスト2018年8月31日号

NEWSポストセブン

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