まるでキレイな絵皿みたい! トビウオの幼魚たちと影が織りなすアートがこちら

2022年8月25日(木)17時20分 Jタウンネット

「すごい...トビウオの幼魚達がキレイすぎる」

2022年8月、そんなつぶやきとともにツイッターに投稿された写真が話題になっている。

水を湛えたバケツの中で、小さな魚たちが泳いでいる。大きさもヒレの形も模様もさまざまな彼らが作り出す光景は芸術的で、まるで絵皿のよう。トビウオの幼魚っで、こんな姿をしているのか......!

2022年8月19日、こちらの写真を投稿したのはツイッターユーザーの小物好き(@Apogon0525)さん。投稿には1万7000件以上のリツイート、11万7000件を超えるいいね(23日時点)が集まっているほか、

「トビウオの幼魚、初めて見ました☆」
「こんなに綺麗なんですね...すごい。」
「切り絵かと思いました!」
「陶器の絵柄かと思いました笑 美しい...」
「水面に刺繍してるみたいで綺麗」

など、驚く声が多数寄せられている。

Jタウンネット記者は22日、小物好き(@Apogon0525)さんにこの魚たちの詳細を聞いた。

台風で流されてきたトビウオたちを...

小物好きさんが、写真の魚たちと出会ったのは神奈川県某所。毎年初夏あたりからトビウオの幼魚が見られると知っていたため、採取に出かけた。

現地に向かったのは台風が過ぎた後の午前2時。台風の後は風に作用されやすいトビウオなどの魚達が沖の方から岸壁まで流されるため、そのタイミングを選んだそう。

小物好きさんは「このサイズでもしっかり飛ぶ」と語っており、網でトビウオたちを掬う際は1.2メートルほど飛び跳ねたという。

ちなみに「トビウオ」というのはトビウオ科の魚たちの総称。小物好きさんが捕まえた魚は、詳しくはなんという種類なのか聞くと、それぞれの正式名称を教えてくれた。

一番数が多く、ヒラヒラとしたヒレを持っているのが「ニノジトビウオ」、小さめで、茶色い枯れ葉のように見える2匹が「アヤトビウオ」。一口に「トビウオ」と言っても、こんなに姿が違うなんて驚きだ。

なお、楊枝のように細長い魚はトビウオの仲間ではなく、「ヨウジウオ」という種類だという。

Jタウンネット

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