人生最大の決断かも!? あなたはどっち? 欲しい派36%>不要派17%、なんと「わからない」が約半数!

2021年8月25日(水)12時58分 マイナビ子育て

子育て世代にとって、住居の選択は悩みのタネ。「持ち家 VS 賃貸」などと対立をあおる言い方をされることもありますが、各家庭のライフスタイルや価値観にあった選択なら、どちらを選んでもハッピーです。今回は、家の購入についてみなさんの意見を聞いてみました。それぞれの選択の理由もあわせてご覧ください。

今後、家を購入する予定はありますか(戸建てでもマンションでも可)

現在、賃貸住宅に暮らしている子育て中の人に対し、「今後、家を購入する予定がありますか」と尋ねたところ、「ある」と答えた人は約36%でした。逆に「ない」と答えた人は約17%。残り約47%は「わからない・未定」と答えています。約半数の人が、家に対する自分のスタンスを決めかねて悩んでいる状態だといえます。

家を購入する場合は、住宅ローンを組むのが一般的。ローン期間を考えると、早めの決断が必要なケースもあります。

家を購入予定

資産にしたい

●子育てはもちろんだが、老後のことも考えると、持ち家のほうが安心なのと資産にもなるので、立地のよい場所が見つかったら、購入を検討しようと思っている。(男性/46歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

●子どもに実家を作ってあげたかったから。(女性/31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

●自分達の資産として保有したい。好みの間取りや広さ、充分な収納スペースがある場所で暮らしたい。(女性/37歳/医療・福祉/専門職)

「持ち家」を資産として考えて購入したい場合は、資産になり得る家を選ばなくてはなりません。家は、住んでいる間は維持費がかかり続けます。販売して利益が出る場合に、初めて資産としての価値を持ちます。

ただ、「実家」という概念の価値には値段がつけられません。子どもたちがいつでも帰ってこられる場所、自分たちの終の棲家が欲しいという理由は、購入決断の決め手になっているようです。家で過ごす時間の長さを考えると、自分の気に入った家に住みたい、という気持ちもわかります。

快適に子育てしたい

●子どもが二人いるため、プライベートスペースを確保したい。(男性/42歳/情報・IT/営業職)

●子どもに気を使わせることなく伸び伸び自由に生活できる環境で過ごしてほしいため。(男性/34歳/医療・福祉/専門職)

●今の家に越して来た当初は子どもが2人でしたが、もう1人増え3人になり手狭になったこと、上の子達が大きくなってきて自室を欲しがるようになったことが住宅購入希望の理由です!(女性/33歳/食品・飲料/営業職)

子どもが大きくなってくると、それぞれのプライベートスペースが欲しくなります。特に性別の異なる子どもがいる場合は、部屋をわけてあげたほうがよいでしょう。また、大人にも自分の居場所が必要です。

手狭になった家の住み替えを考える際、思い切って購入に踏み切るご家庭も多いでしょう。賃貸マンションなどでは子どものたてる音に苦情が出ることもあります。子どもによりよい環境を与えたい、という親の思いも理由のひとつです。

経済的にお得?

●今の家賃なら家のローン返済もできるので、家を買ったほうがお得な気がするから。(男性/30歳/建設・土木/技術職)

●都市部より土地が安い。永久的な家賃の支払いのことを考えると購入したほうがよいと感じるため。(男性/35歳/医療・福祉/専門職)

現在払っている家賃と同じ金額でローンを払い続ければ家が手に入るとしたら……。やはりお得だと感じるのではないでしょうか。持ち家派と賃貸派の間で、常々議論されるテーマです。

ただ、家を購入すると固定資産税という税金が発生します。修繕費なども積み立てなくてはならず、ローンとは別の費用が意外にかさみます。いったいどちらが得なのか、家族の未来予想図をしっかりイメージして検討することをオススメします。

購入予定がない

柔軟に対応したいから

●今のところ家を購入するよりも賃貸のほうが気軽でよいと思っているので購入する気はないです。(男性/47歳/小売店/販売職・サービス系)

●子どもが自立した後は、住んでいる家の規模を縮小したいため。(女性/36歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

●ライフスタイルに合わせて住まいを変えたいと思うから。(女性/49歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

同じ家に住み続けるよりも、ライフスタイルにあわせて住まい替えをしたいという理由で、購入しないと決めている人もいます。確かに、子どもはいずれ巣立っていくもの。広すぎる家の維持管理はたいへんです。家の売買には準備や手間がかかります。あえて購入せず、自由な選択肢を残しておくという考え方もアリです。

見通しが立たないから

●将来的に転勤があるかが不明確ですので、家を購入する予定はありません。(男性/48歳/建設・土木/営業職)

●毎月のやりくりで結構精一杯なので購入資金をためられないからです。(男性/45歳/商社・卸/事務系専門職)

●住んでいる所が小学校中学校どちらも近くて、とても便利でしばらく動く予定がない。(女性/34歳/機械・精密機器/事務系専門職)

購入しないという意見のなかには、ポジティブとネガティブの両方が見られました。

ポジティブ派は、現状の住まいが気に入っていて、住み替えの必要性を感じないという人です。対してネガティブ派からは、転勤や親との同居問題など、先の見通しを立てにくい、購入資金を貯める余裕がない、という消極的な理由があげられています。

まとめ

家を購入すると決めた人、購入の予定はないという人、それぞれの理由をご紹介しました。「転勤があるかもしれないから」購入しないと決めた人もいれば、同じ理由で「わからない、未定」とした人もいます。

決断の決め手は、それぞれの価値感によるところが大きいと言えるでしょう。家は人生でもっとも高価な買い物です。じっくり考えたうえでの決断を!

マイナビ子育て調べ調査日時:2023年12月23日〜27日調査人数:207人(賃貸住宅に住んでいる20代〜40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

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