勝ったらドリンク無料、負けたら客全員にオゴリ...　北新地バーのカラオケ採点企画がハードすぎる

大阪を代表する歓楽街である北新地に2019年8月29日、レストランバー「BAN×KARA 北新地」が開店する。

カラオケ音源に合わせて生バンド演奏で歌える店なのだが、北新地店のオープンを記念して導入される「採点チャレンジ」という企画に注目したい。

ただ採点するだけなら普通のカラオケボックスで十分じゃないかと思う人がいるかもしれない。

しかし、この店で行われるのは「天か地か」を選ぶチャレンジ。なんと70点以下になるとフロアにいる全員に1杯ドリンクを奢らなければならないのだ。

相当な自信が必要

音痴過ぎて小学校の時から地元でジャイアンと呼ばれた筆者には信じがたい。

70点未満になるとフロアにいる全員に奢るとなれば、かなり痛い。ソフトドリンクは500円、アルコールは600円から。席数は40あるので、もし満員だと考えると...。なかなか度胸のいるチャレンジだ。

70点以上取れれば良い——という話でもなく、80点未満でも辛い現実が待っている。こちらは生バンドのメンバーに1杯ずつ奢るのだ。ダメージは減るものの、この点数でも痛い。

ただ、悪いことばかりではないのがこのチャレンジの見どころかもしれない。80点以上になった場合はチャレンジ参加者本人がドリンク1杯無料。そして95点以上98点未満はフロア全員にドリンク1杯プレゼント。98点以上はフロア全員の1時間の利用料が全額無料となる。

歌っている参加者以外は70点未満か95点以上の結果で得をする。どちらを望むかはフロアにいる人の心次第といったところだろうか。

チャレンジ参加者としても自分の負担を避けたいところ。フロアを喜ばせて負担をされるためには95点以上が必要になるため、難易度が高い。もっとも、普段からカラオケの採点で高得点を連発している人も生バンドでは勝手が違うため、70点未満が連発なんてことがあるかもしれない。

店は8月29日オープンで営業時間は20時から翌4時まで。9月末までは24時までの営業だ。

夜のお店ということでお酒を飲んだ後のテンションで参加——そして玉砕する人が多発しそうだが、どう転んでも楽しいことは間違いないだろう。