夏のジブリ第3弾『天空の城ラピュタ』を金ローでオンエア!“バルス祭り”にも注目

2019年8月30日(金)12時15分 シネマカフェ

『天空の城ラピュタ』(C)1986 Studio Ghibli

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「3週連続 夏はジブリ」企画を展開中の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」。その3週目にしてラストを飾る8月30日(金)今夜の放送は『天空の城ラピュタ』をお届けする。

いまや世界的巨匠として知られる宮崎駿監督が『ルパン三世 カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』に続き監督と脚本を手掛け1986年夏に公開された本作。

小さな山里で暮らす少女・シータはムスカ率いる謎の男たちによって巨大な飛行船に乗せられ連れ去られる。だがムスカたちの飛行船を空賊のドーラ一家が襲撃、その混乱に乗じて飛行船から逃げようとしたシータは誤って落下してしまう。だが落下するシータの首にかけられたペンダントが光り輝くと、シータの体はゆっくりと降下をはじめ、たまたまその下にいた炭鉱で働く少年・パズーに助けられる。


ペンダントは不思議な力を秘めた“飛行石”だった。その力を求めドーラ一家、ムスカら国防軍がパズーの町に現れる。追い詰められたパズーとシータは谷底に落下するが再び飛行石の力で2人は助かり、その後ドーラ一家とともにかつて栄えた空の王国・ラピュタを探す冒険に出る。

実はパズーの父はかつてラピュタを見たことがあり、パズーの夢はラピュタに行くことだった。そしてシータの家にもラピュタの名前は受け継がれていた…というのが本作の物語。


『紅の豚』や『風立ちぬ』など数々の宮崎作品で描かれてきた“空への憧れ”。本作ではタイトルに“天空”を冠するように、この空への憧れが凝縮された圧巻の飛行シーンは本作の最大の見どころ。巨大飛行船や昆虫のような翼で飛翔する空賊の飛行機械が飛び交うさまを、手描きで描き上げた空中戦は、いま見ても高いクオリティに仕上がっている。


また本作終盤でパズーとシータが放つ「バルス」というセリフに合わせツイッター上で繰り広げられる「バルス祭り」は前回の放送時も話題となったが、今回はどんな盛り上がりを見せるのかも注目したいところだ。

後のジブリの基礎を作り上げたといっても過言ではない歴史的名作を、この夏の終わりに改めてじっくりと鑑賞してみてはいかが?


金曜ロードSHOW!『天空の城ラピュタ』は8月30日(金)今夜21時〜日本テレビ系で放送。

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