【高校受験】東京都立高、2024年度「推薦入試」小論文テーマ一覧を公開
2024年8月30日(金)15時15分 リセマム
「テーマ等一覧」は、2024年度東京都立高等学校入学者選抜における推薦入試(推薦に基づく選抜)で実施した小論文・作文、実技検査のテーマなどをまとめたもの。テーマ・課題をはじめ、検査時間、字数を掲載している。
2024年度の推薦入試では、日比谷や三田、戸山、新宿、青山、八王子東、立川、国立などで小論文が出題された。このうち、日比谷では小問1で関東大震災の被害の原因について資料から読み取らせ、小問2で地図記号を新たにデザインし、その地図記号が新たに加わることによる社会的意義について資料を参考に述べさせた。
西や豊多摩は作文を出題。西は、「人はパンのみにて生きるにあらずと言う。いや、パンも味わおうではないか。そして同時に、パンだけでなく、バラももとめよう(國分功一郎)」の言葉について、感じ考えたことを述べさせた。科学技術の科学技術科では、小論文と理科や数学または科学技術に関して、興味があることや研究してきたことをプレゼンテーションシートにまとめて作成し、4分間で発表する実技検査を行った。
そのほか、「集団討論のテーマ等一覧」では、集団討論を実施した日比谷、竹早、西、北園などのテーマ・課題、1グループあたりの人数、討論時間を掲載。竹早は「タブレット端末を使用して学習するメリットについて、自分の考えを述べ、討論してください」という課題に、6人グループで30分間討論を行った。
2025年度(令和7年度)の推薦入試は、出願期間が2025年1月9日〜1月16日。集団討論・個人面接、実技検査などは1月26日と27日に実施し、合格発表は1月31日となっている。