ヒュンダイの店舗に現れた野良犬、正式採用され接客に大忙し!社員証を下げた姿がSNSで人気に

8月31日(月)19時0分 FINDERS

文:仲田拓也

企業やスポーツチームが、マスコットとして動物を起用することは珍しくない。しかもそれらの動物は、血統証つきがほとんどだろう。

そんな中、野良犬が一風変わった経緯で、社員として採用されたと大きな話題となっている。

野良犬を「バウフェッショナル」として採用

今年初旬、ブラジルの自動車販売会社「ヒュンダイ・プライム」の店舗の前に一匹の野良犬が現れた。この犬は行き場が内容でずっと店舗の前から離れようとしなかった。気の毒に思ったショールームのマネージャーであるエマーソン・マリアーノさんは、この犬を店の中に招き入れ、エサと水を与えた。

次第に愛情を感じるようになったマリアーノさんは、取締役会にマスコットとして正式に採用するように掛け合った。すると、この提案はすぐに受け入れられた。

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犬は「ヒュンダイ・プライム」という社名と、ヒュンダイ製自動車の人気モデルである「ヒュンダイ・ツーソン」にちなんで「ツーソン・プライム」と名付けられた。当初は店内にいるだけの予定だったが、顧客への挨拶やコミュニケーションが評価され昇格。「パウフェッショナル(「パウ」は「肉球」の意味)」として、社員証も与えられた。

マリアーノさんは『トップモーターズ・ブラジル』の取材に対して「ペットに対しずっと好意的だった当社は、さまざまな事情によって多くの動物が捨てられているこの時期に、この考えを実践できると考えました」と答えている。

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Instagramでフォロワー16万人

さらにツーソン・プライムは専用のInstagramアカウントを作成した。キュートな画像が評判を呼び、現在16万人以上のフォロワーを獲得。「ペットフレンドリーという以上に、私たちはペットの家族です」との投稿が、多くの人が共感を呼んでいる。

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「店内でのツーソンの接客は非常に積極的。思いやりがあり、従順な性格のおかげで組織内の雰囲気も改善されている」とマリアーノさん。

さらに車を購入したあともツーソン・プライムに挨拶をし、プレゼントを渡すためだけに店に立ち寄る顧客が続出。顧客とのコミュニケーションも増えて、本業のビジネスにもよい影響が生まれているようだ。

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なおツーソン・プライムはすべての予防接種を済ませいる。チームの正式に採用されただけでなく、ヒュンダイの全国広告キャンペーンにも登場することが期待されているという。

コロナ禍によってペットへの需要が高まったことは記憶に新しいが、同時に一過性のブームに対する懸念の声も少なくなり。そうした中でも、優しい人間に保護され、新しい道を歩み出したツーソン・プライムの姿に勇気づけられる人も多いかもしれない。

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