カンニング防止のため生徒の頭に段ボールを被せた教師、親らから非難の嵐(メキシコ)

9月4日(水)16時30分 カラパイア

no title

 巧妙なカンニング方法に頭と時間を使うよりは、まじめに勉強した方がいいに決まっているのだが、やはりなんとかしてカンニングし、良い点数を取ろうとする生徒はいるものだ。

 そんな生徒らに対して、カンニングをどのように防止すればいいのかと教師は頭を悩ませることだろう。メキシコのある男性教師は、思いついたアイデアを早速実行した。

 しかしそれは、周辺の視界を遮断するために生徒の頭に段ボールを被せるという対策方法だった。

 この写真がSNSで拡散すると、生徒の親らは「人権侵害」と非難の声を浴びせ、現在教師は解雇の危機に晒されているという。
・カンニング防止対策で生徒の頭に段ボール

 メキシコ州トラスカラ州にあるカレッジの生徒たちの、一風変わった試験風景が8月28日にフェイスブックに投稿された。

 その写真は、教室内にいる生徒全員が段ボールを頭に被っているという異様なもので、背後に教師らしき男性が立っている。



 実は、この男性こそがカンニング防止対策としてそのアイデアを実行したルイス・ファレス・テクシス先生だった。


・写真を見た親ら、教師を非難

 テクシス先生は、試験中に生徒たちのカンニングを防ぐため、段ボールの前方のみを開けて、テスト用紙がある机以外の視界を遮断。

classroom2_e
TeroVesalainen/pixabay

 決して小さくはない箱に頭部を覆われた生徒らは、当然頭を自由に動かせず、カンニングもできないため、試験に集中するしかない。

 かなりアナログではあるが、方法としては許容範囲だろう。しかし、これを知った生徒の親たちは、ちょっぴりユニークなテクシス先生のアイデアを受け入れるなどという考えは一切持ち合わせていなかった。

 親たちは、「子供たちへの人権侵害」として、段ボール姿の子供たちの写真をフェイスブックでシェアし、テクシス先生への解雇を求める声明文を次のように綴った。

これが、この教師の生徒への対応です。これは、屈辱的行為に他なりません。生徒らは屈辱以外にも、身体的、感情的、心理的暴力を受けたといっていいでしょう。

子供の教育環境を考慮する親としては、この教師が行った行為は学習空間で許されるべきことではなく、子供らの権利を確保するためにも、連邦および州の教育当局機関はこの種の暴力を見過ごすべきではありません。

私たちは、この教師の行為を糾弾し、即座に彼の解雇を求めます。


・親らは怒り爆発も、ユーザーらは称賛

classroom1_e
niekverlaan/pixabay

 フェイスブックへの投稿を見ても、親たちがテクシス先生にかなり激怒していることが伺える。

 しかし、この投稿を見たほとんどのユーザーらからは、教師への非難の言葉よりも称賛の声が多く寄せられた。

・いいアイデアじゃないか。

・素晴らしいテクニックだ。

・特に危害があるわけでもなし、親は箱のことよりも、もっと子供たちの勉強に取り組む姿勢を心配すべきじゃないのか?

・こんな先生、好きだな。

・こんな対策強いられたら、もうまじめにテスト受けるしかないだろ。

・こういう先生こそ、今の学校に必要なのでは?

・自分も親の立場だけど、そんなに悪いこととは思えない。

・私は教師だが、このアイデアをちょっと試してみたくなった…。

 この投稿がフェイスブックで炎上したことで、メキシコの大手メディアにも取り上げられる事態となったようだ。

 なお、テクシス先生はメディア取材で、「自分は試験監督として出席していただけ。生徒らは、段ボールを被ることに同意した」と話している。

References:Oddity Centralなど / written by Scarlet / edited by parumo

カラパイア

「嵐」をもっと詳しく

「嵐」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ