川崎市、インフルエンザで学級閉鎖…流行の入り口か
2024年9月4日(水)15時45分 リセマム
臨時休業の措置をとったのは、川崎市立麻生小学校の1年生1学級。学級内にて3名のインフルエンザ罹患と、ほか8名の発熱がみられたことから、9月3日から5日までの3日間を学級閉鎖とした。
川崎市の最新のインフルエンザ発生状況をみると、2024年第34週(8月19日〜25日)のインフルエンザの定点あたり報告数は0.19人(前週0.29人)。麻生区では0.50人と、市内7区のなかでもっとも高い発生状況となっている。
前年(2023年)は、8月最終週となる第35週(8月28日〜9月3日)から定点あたり患者報告数が増えはじめ、第37週(9月11日〜9月17日)に定点あたり患者報告数が13.31人となり、流行発生注意報基準値(定点あたり10.00人)を超えている。これから本格的な流行を迎えると考えられるこの時期、今後の動向に注意していきたい。