ハラスメントが横行する最悪の職場「男性は胸ぐらを掴まれ『息をするな』と言われ、女性は飲み会で触られる」

2019年9月6日(金)11時2分 キャリコネニュース

職場での嫌がらせの大半が○○ハラスメントとして顕在化するようになった現代。職場によっては、ハラスメントに該当する言動が日常的に飛び交っているところもある。企業口コミサイト「キャリコネ」にも、パワハラやセクハラが横行する職場に辟易する人の声が寄せられている

「優秀で数字の取れる社員の退職が相次ぎ、残るのは過去の栄光が忘れられないお荷物社員ばかりである。そう言った人間は会社の負の部分を持っている事が多く、今の時代に沿わないパワハラまがいの事を平気でしてくる」(店長、30代前半、男性、正社員、年収425万円)

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「努力、気合い、根性で残業するのが美徳の社風。アルハラも多々」

「昔風の考えが根強く、体育会系な思考の上司が多いため、今時の若者は馴染めないかもしれません。努力、気合い、根性で残業するのが美徳の社風です。飲み会も多く、アルハラも多々あります」(技術関連職、20代前半、男性、正社員、年収250万円)

精神論に走りやすい会社は、一般的にパワハラも横行しがちだ。気合いや根性を重視す。この会社はアルハラもあるようだ。下戸の人は、飲み会を断る口実にも悩まされる。

「男性社員は胸倉をつかまれたり、机を叩かれたり、『息をするな』と言われている。女性社員は飲み会の席で抱きしめられたり、触られたり、役職者の隣に座らされ奉仕させられたりしている。パワハラセクハラが多い」(不動産専門職、20代後半、女性、正社員、年収400万円)

男女で攻撃スタイルを分ける会社も存在するようだ。心理的ダメージがより大きいほうを使い分けているのだろうか。相手がどんな性別であってもパワハラ、セクハラは許されることではない。

正社員だったのに産休後はパート勤務を打診される「あなたのためなのになぜ分からない」

「非常に細かい業務の内容にまで指摘を行い、少しでも意にそぐわなかった場合は公然の場で暴言やモラハラを行うチームがあり退職しました」(プログラマ、20代後半、男性、正社員、年収400万円)

男性は精神的に追い詰められたのだろう、モラハラで退職している。ハラスメントはせっかく採用した社員の離職原因にもなり、会社にとっても大きな損失だ。

「上司からのパワハラが当たり前の会社でした。私の退職理由はマタハラです。産休育休後は今までと同じ社員として職場復帰するつもりでした。でも上司から、『パートにならないか』『子育てが落ち着いたらまた正社員に戻ればいいじゃないか』『あなたのためを思って言っているのになぜわからない』など、しつこく言われて精神的に参ってしまいました」(総務、20代前半、女性、契約社員、年収250万円)

節度のない上司を持つと、ライフイベントと仕事を両立させることも困難になるようだ。「あなたのためを思って」パートを打診するのは、仕事と子育ての両立の大変さに配慮しての心遣いだったのかもしれない。しかし、本人にその気がないのに「子育て中の女性だから」という理由でしつこく提案するのは、相手を一個人として見ず、むしろ蔑ろにしている証拠にも思える。

ハラスメントは、受けた側もする側にもメリットがない。就活や転職では、福利厚生や仕事内容だけでなく、ハラスメント防止に積極的に取り組んでいる会社を探してみてはどうだろうか。


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