税金は、いつまで払うことになるのでしょうか?年金生活でも払うの?

2024年9月7日(土)8時10分 All About

年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は年金生活でも税金を払わないとならないのかについてです。

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金の疑問に専門家が回答します。
今回は年金生活でも税金を払わないとならないのかについてです。

Q:税金は、いつまで払うことになるんでしょうか? 一生でしょうか?

「税金は、いつまで払うんでしょうか? 年金暮らしになっても、一生支払うのでしょうか?」(50代・会社員)

A:所得を得たり、家や自動車を所有したり、消費をすることがあれば何歳であっても、税金を払い続けることになります

「高齢になって収入がなくなれば、税金を負担する必要がなくなる」と思いがちですが、年金生活となり毎月の給与収入がなくなっても、一定の金額以上の年金所得がある人は、毎月の年金額から所得税が天引きされます。
また、同じように日本に住んでいる人で一定の金額以上の所得がある人は、さまざまな行政サービスを受けるために、住民税を支払う必要があります。
その他にも、例えば、持ち家などがあり所有者となっている場合には、固定資産税を支払う必要がありますし、車を所有している人は自動車税を納める必要があります。
また、税金の中でも一番身近なものは、日々支払っている消費税であり、日本国内でものを買うなど消費をする場合には消費者が負担することになります。
結論としては税金は何歳まで払えばいい、というものではありません。
所得を得たり、家や自動車を所有したり、消費をしたりすれば何歳であっても、税金を払い続けることになります。
監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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