60歳以上のパート主婦は、年収いくらであれば夫の社会保険の扶養に入れる?

2024年9月7日(土)20時30分 All About

年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人も……。60歳以上のパート主婦が夫の社会保険の扶養に入れる年収について、専門家が回答します。

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。
今回は、60歳以上のパート主婦が夫の社会保険の扶養に入れる年収についてです。

Q:60代のパート主婦が夫の社会保険の扶養に入れる年収はいくら?

「60歳でパートで働いています。62歳の会社員の夫の社会保険の扶養でいるためには、年収はいくらまでなら大丈夫ですか?」(匿名希望)

A:60歳以上のパート主婦の場合は、年収180万円未満です

パートで働く主婦は、会社員として働く夫の社会保険の扶養に入れれば、自分で社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)を払わずにすみます。60歳以上のパート主婦の場合は、原則として年間収入180万円未満であれば、夫の社会保険の扶養に入ることができます。
パート収入と年金収入が両方ある場合は、足した年間収入が180万円未満であれば、扶養から外れません。
また、扶養に入るためには、妻が夫によって生計を維持されているということが必要で、同居している場合は、年間収入が被扶養者の年間収入の2分の1未満等の条件を満たす必要があります。夫の勤務先に確認してみましょう。
監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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