ぜーんぶワンコイン! 福島県産モモ「6個入り500円」の最強自販機があった

2022年9月7日(水)20時0分 Jタウンネット

果物が高すぎる——。

夕食の買い出しのためにスーパーへ足を運び、途方に暮れることが多い今日この頃。

青果売り場でため息頻発の筆者の耳に、採れたてのモモをお得に買える自販機があるという話が入ってきた。

なんでも、福島市内には農家の人たちが個人で設置・管理している自販機が複数あり、そこで手頃な価格で農作物を販売しているというのだ。

モモといえば、この前スーパーに行ったら2個で500〜600円ほどだったのだが、一体おいくらで購入できるのだろうか。

筆者は2022年8月15日、自販機を設置する農家の1つ「れぎゅーむれぎゅーむ」(@2legumelegume2)に詳しい話を聞いてみることに。

モモにキュウリ、ズッキーニ、トマトも

れぎゅーむれぎゅーむでは、スターバックスコーヒー福島八木田店の隣に設置した無人販売所での収穫物販売を行っている。建物の中に、中身が見えるタイプのコインロッカー式自販機を4台置いているそうだ。

普段扱われているのは、キュウリやズッキーニ、トマトなど。そして、モモの季節である6月中旬〜9月上旬は、別の農家「ももやさん」(@momoyasan3)の作ったモモを自販機で販売している。

「ももやさん」によると、主力品種の「あかつき」を始め、福島県のオリジナル品種など全20品種を、大玉2個入り〜6個入りのパックで販売しているとのこと。いずれもワンコイン、500円だ。

「朝採りを心がけて、なるべく硬めの桃で贈答用と家庭用の間くらいの品質(の桃)をパック詰めしています」(「ももやさん」)

日の朝に採れたばかりの新鮮な桃。それも大玉で、家庭用よりちょっとランクが上。しかも最大6個入りで500円というのは破格に思える。しかし、れぎゅーむれぎゅーむの代表は「特に安く販売をしているつもりはないのですが」と語る。

安くしているつもりはないけど...

「農家である私たちが直接販売できるので、品質はとても良いと思います。私たちは特に安く販売をしているつもりはないのですが、スーパーや八百屋さんの品質と比べて、相対的にお得と感じていただけているのではないかと感じています」(れぎゅーむれぎゅーむ・代表)

年配の常連客が多いことと合わせて、スターバックスの隣という立地もあってか若い人や家族連れもよく訪れる。モモは特に人気があり、「飛ぶように売れている」とのこと。

そりゃあ、こんなおいしそうなモモがロッカーに詰まってるのだから、見逃すわけにはいかないだろう。

皆さんも福島市を訪れたときは、自販機を覗いてみてほしい。驚きの出会いが待っているかも......!

なお、れぎゅーむれぎゅーむの自販機は500円均一で、500円玉しか使えない。

買いたい作物が入っているコインロッカーに500円玉を入れ、扉を開けて持参のバッグなどに中身を入れて持ち帰るという形式なので、コインと袋をお忘れなく。

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