まさか「野生の戦車」が...? 北海道で発見された衝撃の「横断注意」標識がこちら

2020年9月8日(火)6時0分 Jタウンネット

「北海道にはいろんな動物の横断注意標識があるけど、やっぱり最強はこれだろうな」

ライトノベル「キノの旅」の作者である時雨沢恵一さんが2020年8月25日にツイートした、こんな投稿が注目を集めている。「〇〇横断注意」といった標識は全国各地に設置されているが——北海道ではいったい何が横断してくるというのだろうか。

時雨沢さんが投稿した看板がこちらだ。

「戦車横断に注意」

シカやイノシシとは明らかにレベルが違う...横断してくるのは、まさかの「戦車」。勝ち目がないというか、絶対にぶつかりたくない相手だ。

時雨沢さんは上記の投稿で「野生の戦車、見てみたい」とも綴っている。「野性の戦車」というと動物のようでかわいらしい感じもするが、戦車は戦車。大人しく標識に従い、注意するに越したことはないだろう。

ツイッターでは時雨沢さんの投稿に対し、

「野生と言うか野良戦車?手なずけるのが大変そうですねw」
「1匹捕まえたいなあ」
「野生の戦車は温厚なので見かけたら手を振ってみましょう」

といった声が寄せられている。

時雨沢さんの投稿以前にも、この標識を投稿するツイッターユーザーは複数見られる。それほど印象的な標識なのだろう。中には北海道がかつて使用していたPR・観光用キャッチフレーズを用いて、「さすが試される大地...」とコメントするユーザーもいた。

「北海道が管理する道道ではここだけ」

しかし「戦車横断に注意」なんて標識が実在していたとは——。今回の投稿で初めて知ったという人も多いのではないだろうか。

話題になった標識が設置されているのは、陸上自衛隊の鹿追駐屯地(北海道・鹿追町)付近の道道771号線上。設置元はこの道路を管理する北海道のようだ。

Jタウンネットは9月7日、北海道十勝総合振興局帯広建設管理部鹿追出張所の担当者に詳しい話を聞いた。

担当者によれば、戦車は道道771号と交差する町道を通行。担当者が鹿追駐屯地に確認したところ、戦車の通行頻度は3か月に1回程度で、駐屯地から然別演習場(鹿追町)に移動する際に町道を通行しているという。

「戦車横断に注意」の標識は道道771号と町道の交差点付近、2か所に設置。設置経緯や時期に関しては「不明」だという。

ただ、このような標識を設置しているのは、

「北海道が管理する道道においては、全道でここだけです」

と担当者。その他の道路に標識があるかについては分からないそうだ。

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