イギリスの高級車メーカー「ジャガー」が生産開始した電気自動車がレトロフューチャーっぽい!

9月8日(土)16時30分 カラパイア

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 2017年に明かしたコンセプトに基づき、ついにジャガーが新しい電気自動車の生産開始を発表した。

 「世界で最も美しいEV車」とも呼ばれるこちらの「Eタイプ ゼロ」は、すでにいくつかのメディアでも話題になっている。

 まあ、外観でもうピンときちゃった人もいそうだが、実はこれ、1960年後半に生産されたジャガーの車「Eタイプ シリーズ1.5」のスタイルを持つクールなスポーツカーなのだ。
・クラシックカーの流れをくむ新しい電気自動車

 「Eタイプ ゼロ」のボディと形はかつて生産されたEタイプのシリーズ1.5にインスパイアされて誕生した。

以前ジャガーが生産していたガソリン車、Eタイプのシリーズ1.5


その外観をベースにデザインされたEV車、Eタイプ ゼロ

 ジャガーは現代のテクノロジーと、ゴージャスでクラシックなモダンデザインを融合して懐かしくも新しい美しさを形にしたのだ。


・見た目はレトロ、中身は現代的な技術を搭載

 ダッシュボードの中心を占めるメインタッチスクリーンなど、内装をのぞくだけで現代的なテクノロジーがあちこちに搭載されているのがわかる。

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image credit:jaguar

 こうした設計は見えない部分にも施されている。例えばクラシックな流線形のボンネットの下にはわずか5.5秒でこの車を時速0kmから100kmに導く電動のパワートレイン(駆動装置)が隠れている。

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image credit:jaguar

・既存のEタイプをEV車にするオファーも

 一方でジャガーは、既存のEタイプをEV車に変換するサービスも行うという。これはオーナー向けのオファーだが、車両の信頼性維持のため変換後は再びガソリン車に戻すことはできないそうだ。

 また、販売が待たれるEタイプ ゼロへの期待はかなりのものらしく、ジャガー側は「我々は積極的な反響に圧倒されています。クラシックカーを所有する楽しさに将来性を持たせることは重要な足掛かりです」と述べている。

 旧Eタイプから新Eタイプへ。 こうした形でこの車は未来に引き継がれるのだろう。ジャガーの公式インスタグラムにはこんなメッセージが添えられている。

 2017年に発表したコンセプトで最高のデビューを飾ったEタイプ ゼロに続き、ジャガークラシックは「世界で最も美しい電気自動車」に移行することを光栄に思っている


・販売は2020年以降?他社も昔風EV車に意欲

 価格や詳細スペックは明らかではないが「新しいEタイプ」はすでに熱心な顧客から高い関心を持たれているという。なお最初の出荷時期は2020年夏らしい。

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image credit:jaguar

 どうも最近は往年の名車を復活させる流れが活発なのか、奇しくもその年はポルシェが初の完全電動EV車を発売するそうだ。

 ついでに言うと、ロシアも以前人気を博した「IZh 21252 Kombi」という車をベースに超レトロでコンパクトなEV車を準備している。しかもこの車を作るのはAK-47アサルトライフルで名を馳せる世界最大手の銃器メーカー、カラシニコフだ。

・モビルスーツ的?ロシアの兵器メーカー、カラシニコフが防弾スーツとして機能する歩行型の戦車をお披露目。電動自動車も! : カラパイア


 さまざまなメーカーが懐かしい魅力をまとうEV車に着手している中、レトロフューチャーな外観で新たなデビューを果たすEタイプ ゼロ。

 相当お高そうだが、セレブな人たちに需要はありそうだ。
 
References:designtaxiなど /written by D/ edited by parumo

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