「現在所有しているクレジットカード」ランキング、1位楽天カード、2位は?
2024年9月9日(月)9時20分 マイナビニュース
現在所有しているクレジットカードの枚数を尋ねたところ、「1枚」と回答した人は33.2%と最も多いことがわかった。「2枚以上」持つ人は66.8%となり、多くの人が複数枚のクレジットカードを所有していることがわかった。
現在所有しているクレジットカードの種類については、1位の楽天カードは2位のイオンカードと2倍以上の差をつけており、高い人気を誇るクレジットカードだとわかった。また、比較的あたらしくできたPayPayカードは3位に食い込んだ。
メインで使っているカードの種類を聞いたところ、名前の上がったカードは前の質問と大きく変わらなかったが、2位にはコンビニで7%還元が魅力の三井住友カード(NL)がランクインした。
クレジットカードを選ぶ際、もっとも重視されていることは「年会費が無料」であることだった。質問2、質問3でも年会費無料のクレジットカードが上位にランクインしており、年会費はクレジットカードを選ぶ際に重要なポイントだとわかった。
初めてクレジットカードを持ったきっかけはネットショッピングが最も多いとわかった。ネットショッピングの普及により、クレジットカードを含むキャッシュレス決済は必要不可欠なツールとなってきていると考えられる。
1位になった「インターネットの公式ページ」からの申し込みは、スマートフォンやPCから簡単に申し込めるため利便性やスピード面で支持されていると考えられる。一方、2位と3位に「カード利用できるお店での案内」と「その他のお店での案内」がランクインしていることから、対面での申し込みが依然として利用されていることがわかる。
カードの利用額は、半数近くの人が月5万円未満にとどまっていることがわかった。これは、一人暮らしの平均的な生活費が月10万円を超えることを考えると、やや消極的といえる。
クレジットカードは、ネットショッピングから日常の買い物まで幅広く利用されていることがわかる。1位が「ネットショッピング」ということから、ネットショッピングがクレジットカード利用の主な場面であることを強く示している。特にコロナ禍以降、オンラインでの消費が増えたことで、この傾向はさらに強まったと考えられる。2位以降に「スーパー」「ショッピングモール」「コンビニ」と続き、日常的な買い物でもクレジットカードが広く利用されていることが明らかになった。
貯まったポイントの利用用途の1位は「ポイント利用サイトで商品・特典と交換」だった。上位3つの回答数はそれぞれ40%前後と僅差であり、ポイントの使い道は人それぞれ異なる一方で、どの選択肢も多くの支持を得ているようだ。
クレジットカード以外にも、多様なキャッシュレス決済手段が広く利用されていることがわかる。1位の「QRコード決済」にはPayPayや楽天ペイなどがあり、クレジットカードとの連携でポイント還元がアップするなどメリットも利用促進に寄与していると考えられる。