「昨日でパチンコやめた!」はずなのに無事5万円失った男の叫び

2022年9月9日(金)22時15分 キャリコネニュース

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ギャンブルとは、そもそも負けて当然である。なので負けても死なない程度のお金は手元に残して遊ぶのが肝要なんだけど、ギャンブル依存になっちゃうとその線引きがなかなか難しくなっていくようだ。


たとえばお金はあるのに家賃を滞納したり、保険料の納付をずいぶん停滞させつつ、そのお金をギャンブルに注ぎ込んでる人なんてなんぼでもいるし。払うもの払って、納めるもの納めて、そうして残ったお金を使って遊ばないと、負けた金額以上の負債がついて回ることになる。(文:松本ミゾレ)


パチンコユーザーの引退宣言は「ちょっと明日は休みます」ぐらいの軽いもの



先日、5ちゃんねるに「ワイ昨日辞めたはずなのに今日もパチンコにいき無事5万消える」というスレッドを立てた人物がいる。彼曰く、最後に勝ったのは7月で、「ここ数か月は月20万は使っている」と書き込んでもいる。これは流石に不運が過ぎる負け具合だ。


どれぐらいパチンコホールに滞在しているかにもよるが、恐らく行くたび行くたび、マン単位で負けていってるんじゃないだろうか。


しかも彼はボーダー以上に回る台をちゃんと打っているとも主張している。下手に釘が読めるものだからどつぼにハマっているようにも感じられる。パチンコの必勝法はないけど、勝ちを狙うには回る台を打ち続けるしかないし。ただ、それでもヘソに玉が入るたびの抽選でスカを引き続ければそもそも当たりすら来ない。


彼もスレッドの中で4倍ハマりを食らいまくったと愚痴っているし、ただただ回る台に、ただただお金を入れ続け、当たりも引けなかった様子だ。「これでダメならどうやって出すんだよ」って思いながら貸し玉ボタンを押すのってつらいよね。


今のパチンコ・パチスロって2万負けるのは一瞬で、2万勝つのは難しい


例に漏れず僕も、今年は40万以上負けている。正直、毎年トントンかやや勝ちぐらいの収支がずっと続いていたので、この急激な負けっぷりには笑うしかない。でもこれが本来のギャンブルであって、今までが適当にやってても何とかなり過ぎてただけなんだろうなぁ。悔しいけど、本当に今年は何をやってもダメ。


「設定6確定演出出た台を打って午前中に2万も3万も使ってた」なんてこともあったし、それでなくても毎回平均2万は使わないとそもそも当たりにたどり着けない。僕は今年は主にパチンコではなくパチスロを打つって決めてて、実際そうしてきたんだけども、今のスペックで2万も3万も入れちゃうと、それを取り戻すには相当なヒキが必要。だけどヒキがねえから2万も3万も使ってるわけで。


特にパチンコの場合、大当たり確率1/319の機種で仮に大当たりを引いても、そこからラッシュに繋がる当たりとそうでない当たりがある。ラッシュに突入する確率が50%とかだと、実質出玉に期待できる当たりを引く確率は1/638とかになっちゃうわけだ。これはなかなか引ける数字じゃない。前述のスレッドで引用したスレ主だって、この1/2を突破できずに大敗した日が必ずあるはずだ。


そのために遊タイムといって、ある程度回せば絶対大当たり&良い方の当たり確定になるよってシステムも導入されたけど、これが市場にもウケなかったものだから今では失敗扱い。


僕からすれば「最低でもあそこまで回せば当たるんだ」という保険になっていたから、アレにはだいぶモチベーション上がったのになぁ。まあ、ウケなかったから遊タイムも足蹴にされたわけだし、仕方ないか。

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