下痢を防ぐ4つのポイントとおすすめ対処法

2022年9月11日(日)17時0分 ココカラネクスト

 多くの下痢は、食生活を含めた生活習慣が原因で起こります。

下痢を起こさないためには、日ごろの健康管理をしっかり行い、腸の健康を保つことが大切です。そこで、腸を元気にするポイント4つと、下痢になってしまったときの注意点について解説します。

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下痢を防ぐ4つのポイント

1.暴飲暴食を避ける
食べ過ぎや水分のとり過ぎは腸の動きを過剰にしてしまいます。すると、腸から吸収されるはずの水分がとり込めず、便の水分量が増えて下痢を引き起こします。
また、「早食い」も消化不良を起こしやすく下痢の原因となるので注意が必要です。

2.腸を元気にする食べものをとり入れる
腸内の善玉菌は、乳酸や酢酸を作って腸内を酸性にし、食中毒菌や病原菌による感染症の予防や免疫力を高めてくれる作用があります。善玉菌を増やすには、ヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・漬物など、ビフィズス菌や乳酸菌を含む食品を毎日とり入れるのが有効です。

他にも、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を含む野菜類・果物類・豆類を食べるのもよい方法です。

3.腸を刺激してしまう食べものを控える
脂っこい食事や香辛料たっぷりの食事、コーヒーやアルコールは、腸を刺激して下痢を起こす原因に。ほどほどを楽しむようにしてくださいね。

4.冷えからカラダを守る
冷たいものをとり過ぎて胃腸が冷えると、消化機能が低下してしまいます。また、寝冷えでお腹が刺激されたときも同じ状態に。普段からお腹を冷やさないよう工夫することが大切です。

下痢になってしまったときの対処法とは

 激しい下痢のときは、大量の水分を失ってしまい、脱水症状を引き起こすことがあります。湯冷まし・薄めの麦茶や番茶・常温のミネラルウォーター・スポーツドリンクなどをこまめに少しずつ飲むようにしてください。食事も、おかゆや柔らかめのうどんのような胃腸に負担が少ないメニューを選び、胃腸を休ませてあげましょう。しばらく症状が続く場合は、医師に相談してくださいね。

下痢の時におすすめ食材
脂身の少ないお肉・白身魚(タラなど)・半熟ゆで卵・茶碗蒸し・豆腐・よく煮込んだ野菜など

普段から、栄養価の高い食事と適度な運動を心がけるのも下痢の予防に効果的です。できることからとり入れ、体力と抵抗力をつけるようにしましょう。


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[文:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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