松下洸平「支えあって、助け合いながら」松下優也とミュージカル「ケイン&アベル」コメント映像
2024年9月12日(木)12時30分 シネマカフェ
本作は、イギリスの国民的作家ジェフリー・アーチャーのベストセラー小説を原作に、東宝/キューブ製作により、世界初演のオリジナル・ミュージカルとして上演する。
上演にあたって、ウィリアム・ケイン役の松下洸平は「初めましてのキャストの方々もとても多くて、それも僕の中では楽しみのひとつです。新しい出会いと新しい発見に詰まったこの『ケイン&アベル』になるんじゃないかなと思っていますし、もちろん原作を大切にしながらも、僕たちにしかできない、そして僕たちなりの『ケイン&アベル』を目指していけたらいいなと」と意気込む。
アベル・ロスノフスキ役の松下優也も「緊張感もありますが、その緊張感を楽しみながら、答えのないこの作品をみんなで一緒になって作っていって…僕もプライドをかけて日本初のものがお届けできたらなと思っています」と話す。
また、ライバル役となる2人。お互いについては「今回はライバルですけれども、稽古中も本番中も2人で支えあって、助け合いながら1公演1公演大切に演じていけたらいいなと思っていますので…頼りにしています」(松下)、「舞台上ではライバルなんですけど、やはり新作のミュージカルということもあるので、本当にたくさん洸平さんともディスカッションをしながら稽古場で楽しく一緒に新しいものを作っていけたらいいなと思います」(松下)とコメントしている。
ストーリー
20世紀初頭。ボストンの名家ケイン家に生まれ、祝福された人生を歩むウィリアム・ケイン。彼は銀行家の父の後を継ぐという、将来を約束された子としてこの世に生を受ける。
同じ日にポーランドの山奥でヴワテグは生まれ、猟師の子として貧困と劣悪な環境で育つ。その後、その土地の城主に聡明さを買われ教育を受けるも、ドイツ侵攻により孤児となり度重なる苦難を乗り越えて、アメリカ渡る。
ケインは銀行頭取に、アベルはホテル王へとのし上がり、そして、出逢う。宿命的に出逢った2人は、戦い、失い、再起し、また衝突し、彼ら自身の世界を変えていく——。
ミュージカル「ケイン&アベル」は2025年1月22日(水)より東急シアターオーブ、2・3月新歌舞伎座にて上演予定。