失敗したくない人必見!リバウンドを防ぐモチベーション維持法

2022年9月12日(月)6時0分 ココカラネクスト

 目標体重をクリアしても、リバウンドしてしまってはせっかくの努力も水の泡。これを防ぐためには、ダイエットを始める前のプランニングが大事って知っていましたか? やるとやらないじゃ大違い。これからダイエットを始める方は、ぜひ実践してみて!

 「なぜリバウンドしてしまうかというと、ずばりダイエットをやめてしまうから。では、なぜやめてしまうのかというと、モチベーションが続かないからなんです」と語るのはRIZAPの川本裕和トレーナー。そう言われてみれば、思い当たる節のある方も多いのでは?でも、もう大丈夫。リバウンドしてしまう心理とメカニズムを知っておけば、痩せては太り、痩せては太りのリバウンド地獄ももう怖くありません!

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なぜ人はリバウンドしてしまうの?

人は目標を設定すると、その目標を達成したとたんにモチベーションが下がりがち。例えば「〇kg痩せる」ということをゴールに設定すると、その体重をクリアしたとたんに、トレーニングをおろそかにしたり、暴飲暴食してしまったり、以前よりも太りやすい環境を作ってしまいがちです。

(1)トレーニングをおろそかにすると、カラダに起こること
例えばダイエット中、週に2回トレーニングを行っていたとして、目標体重をクリアしたからと、突然トレーニングをやめてしまうと、体重が落ちにくくなります。これは消費カロリーが減ってしまうから。この状態が続くと筋肉量も減り、代謝が落ちて太りやすくなります。

「理想の体型をキープするためには、目標体重をクリアした後も、筋肉を維持するためトレーニングを続けましょう。週に1〜2回程度が理想です。特に糖質を取り過ぎたり、食事が乱れたりした翌日は意識的にカラダを動かしてください」(川本トレーナー)

(2)食事が乱れるとカラダに起こること
低糖質を行っている時、カラダの中は糖質が少ない状態になっています。そのためダイエットをやめて糖質を大量に取ると、カラダは糖質と水分を貯め込もうとし、エネルギーとして使われなかった余分な糖質は脂肪に変わっていきます。

「積極的なダイエットが終わった後も、糖質を食べるときは、『量』と『食べる順番』に気を付けましょう。『量』は、1日120g程度。1食40g程度が目安です。(※)『食べる順番』は糖質が後。タンパク質や野菜などのおかずを先に食べることで、血糖値の上昇が抑えられ、糖質が脂質に変わりにくくなります。また夜遅くの食事は脂肪になりやすいので、なるべく控えてください」(川本トレーナー)

※RIZAPでは、その人の状況に応じて適正量を決めます。

リバウンドを防ぐためのモチベーション維持法

健康的にダイエットして理想の体型をキープするためには、ダイエットを始める前に、モチベーションの源となる長期的な目標を設定することが大事です。

例えば「−5kg痩せる」といった短期的な目標があるなら、さらに1年後、2年後−5kg痩せて何をしたいのかまで妄想を膨らませましょう。今まで着られなかったかわいい洋服を着たいという願いがあるなら、さらに、それを着て誰とどこへ行きたいか。腹筋を割ってモテモテになりたいという野望があるなら、さらにその先にどんなデートをしたいのか……。そんな長期的で楽しい目標が、トレーニングや食事管理へのモチベーションになります。

「長距離マラソンによく例えるんですが、42.195kmのフルマラソンをゴールした後に、あと8km走れと言われてもとても走れませんが、最初から50km走ってくださいと伝えておくと、42.195kmは意外とすんなりクリアできてしまいます。ダイエットも同じです。最初から長期的な目標を立てておくことが大事なんですよ」(川本トレーナー)

モチベーションがよみがえる必殺技!

ダイエットを始める際はプランニングシートを作って、目標を“見える化”しておくと効果的。いつでも初心に戻れるように、冷蔵庫などの目につくところに貼っておきましょう。

プランニングシートのサンプル

<プランニングシート作りのポイント>
[ Point1 ]
短期的目標と長期的目標を大きくはっきりと書く。

[ Point2 ]
長期的目標はできるだけ具体的に、長期であればあるほどGood!

[ Point3 ]
理想の体重変化と合わせて、現実の体重変化も記録しておこう。

[ Point4 ]
理想通りいかなかったときは、原因と対策を探ってみよう。

「リバウンドしないダイエット術」まとめ

リバウンドしないためには、理想の体型になった自分の輝かしい毎日を、できるだけ遠い未来まで、具体的に想像することが大事です。ポジティブなイメージを持ってダイエットに臨めば、意外とトレーニングや低糖質も楽しんでできるもの。まずは自分のなりたい未来を紙に書いて、冷蔵庫に貼るところから始めてみてはいかがでしょうか?

[文:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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