激ヤセの金正恩「どう見ても別人」耳も歯並びも… 影武者は処刑コースか「狙撃後に犬に食わせる」

2021年9月11日(土)7時0分 tocana


 北朝鮮国営メディアが公開した金正恩朝鮮労働党総書記の“近影”に衝撃が走っっている。北朝鮮は建国73年の記念日を迎えた9日未明、首都平壌の金日成広場で民兵組織「労農赤衛軍」などによる軍事パレードを行った。同国メディアが同日、正恩氏が出席して午前0時に「民間・安全武力閲兵式」を開催したと報じた。


 驚くべきは公開された正恩氏の姿だ。激ヤセした様子が写真からもわかる。動画になるとさらに異常で、笑顔の作り方や、横柄さを感じさせぬ“爽やか”ぶりには違和感しかない。ネット上では「影武者だろ」「どう見ても別人」という書き込みが殺到している。


 正恩氏は5月上旬から1か月にわたり動静報道が途絶え、6月上旬には少し痩せて公の場に現れた。そこから3ヵ月でさらに痩せたことになる。元の正恩氏の身長は170センチほどで、体重は最大140キロ。糖尿病や高血圧といった複数の基礎疾患があるとみられ、さらにワクチンの副反応で、静養していたという情報もあった。


「9日の近影を見ると、体重は100キロ切っているのではないか?つまりこの3カ月間で30キロ近く減量したことになる」とは北朝鮮ウォッチャー。別人かどうかを判断する際の“基本”である耳のカタチも「幼少期の正恩氏のものと全く違う。歯並びもおかしい」(同)という。


 なぜ北朝鮮はバレバレの“影武者”を堂々と世界に晒したのか? 一連の”演出”は妹の金与正党中央委員会宣伝扇動部副部長が担っているとされる。前出北朝鮮ウォッチャーはこう指摘する。


「ただでさえ貧しい国がコロナ禍でさらにひどいことになっている。農村地帯では”食人”も横行していると言われるほど。そんな極限状態の国民に対し、丸々太った姿から激ヤセした姿を見せることで『将軍様も頑張っている』というメッセージを伝える狙いがあるのだと思う」


 ただし、ここまでクオリティーが低いと自国民からも見透かされる可能性がある。世界各国では早くも嘲笑される始末。北朝鮮情勢に詳しい人物が指摘する。


「影武者は処刑されるかもしれませんね。世界の笑いものなったという罪で。それも狙撃して負傷させたのち、生きたまま犬に食わせるという最も残忍な報道で殺すかもしれません。それほど正恩体制は常軌を逸しているのです」


 “本物”の正恩氏については、暗殺を恐れて地下に潜っているという説や、新型コロナに罹患し“すでに亡くなっている”という説など、詳しい動静はわからない。そういった意味では情報をかく乱させることには成功しているようだ。

tocana

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