「9.11のツインタワーは原子爆弾で崩壊した」物理学者が証明!? “8つのステップ”を再現画像で解説!

2023年9月11日(月)17時0分 tocana

 今日、2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ事件」から22年目を迎えた。世界貿易センタービルに突入する航空機、崩壊するツインタワー、逃げ惑う人々の叫び声、お茶の間に映し出された非現実的な光景は今でも強烈に人々の記憶に残っていることだろう。


 世界最強の軍事力を誇る米国への本土攻撃はブッシュ元大統領も戦慄させた。当時、フロリダ州の小学校を訪問していたブッシュ氏が米国への攻撃があったことを伝える側近の耳打ちに表情を強張らせたシーンは印象的だ。



 その後、米国はアフガニスタンで軍事作戦を展開、国際テロ組織「アルカーイダ」の掃討に打って出た。泥沼化したアフガニスタン侵攻の後、2011年5月、米特殊部隊がアメリカ同時多発テロの首謀者であるウサーマ・ビン・ラーディンを殺害、2021年にアフガニスタンから米国が撤退し、テロ発生から20年に及んだ軍事作戦は終了した。


 だが、9.11の真相はまだ明らかにされていないと考える人もいる。今でもたびたび噂されるのがビルの崩壊があらかじめ仕組まれていたとする陰謀論だ。この節目にいま一度、その主張を見てみよう。


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※ こちらの記事は2020年5月31日の記事を再掲しています。


 世界貿易センタービルの崩落は、原子爆弾によって引き起こされたものだった!? 一大テロ攻撃の矛盾を突く物理学者のシミュレーションに、海外メディアが注目していた。


再燃が続く9.11テロ陰謀論

 2001年9月11日——。ニューヨーク、マンハッタン島の南端に建つ世界貿易センタービルに、2機の民間旅客機が突入した。


 イスラム系テロ組織アル=カーイダが主導したアメリカ同時多発テロは、2011年まで続くアフガニスタン・イラク戦争の遠因となり、世界的な混乱を巻き起こした。


 アメリカ社会の在り方、そして中東の勢力図を激変させた史上最大のテロ攻撃——。その被害の規模もさることながら、生み出された余波の大きさゆえに、攻撃の裏で何らかの陰謀が進行していたという言説は、いまだに再燃の兆しをみせている。


 事件当初より目立って盛り上がりを見せていたのは、ビルのオーナーが老朽化したビルの解体を目論んだという経済的動機説、もしくは外的な脅威を演出し、侵略戦争につながる火種を作り出すためだったという政治的動機説の二つだ。


 いずれにしても、これらの説が生まれてくるに至ったのは、貿易センタービルが崩落する過程に、疑わしい点が多く見られたためである。



緻密なシミュレーション、テロの引き金は原子爆弾と断定

 建築家やエンジニアの口から「航空機の衝突程度では崩落はありえない」と再三語られてきた2棟の超高層建築物は、なぜあのような最期を迎えたのか?


 米国の軍事・外交問題を扱うウェブジャーナル『Veterans Today』で筆を走らせるゴードン・ダフ氏とイアン・グリーンハル氏、さらに元IAEA(国際原子力機関)の査察官だったジェフ・スミス氏を加えた3氏もまた、その不可解な謎の答えを追い求めていた。


 謎を解く鍵として3氏の前に浮かび上がってきたのは、とある在野の物理学者の手によるシミュレーションであった。息をのむほどに緻密なモデリングやディテールが、そこにはあった。


 3氏は直ちに、シミュレーションを設計したドイツの物理学者、ヘインズ・ポマー氏と接触を試みることにした。


 ポマー氏は、アフガニスタンやイラクの責任に帰するように偽装された9.11テロの報告書(合衆国エネルギー省やIAEAによって検閲され尽くしていた代物)を覆しうる大仕事を、たった一人でやり遂げたのだ。


 時を同じくして『Veterans Today』のジャーナリストチームも、米政府の隠ぺい工作に加担した人々の証言を駆使し、独自の調査を行ったが、結論はポマー氏のシミュレーションと合致するものとなった。ツインタワーの崩壊は、ビルの直下に設置された原子爆弾によってもたらされていたのだ。


画像で追う南棟崩落の真相

 いずれにせよ、論より証拠というもの。本記事では以下よりポマー氏が生み出した南棟崩落のシミュレーションを、航空機の突入から崩落まで、8つのステップに分けてご紹介しよう。


●ステップ1:地上より350メートルの地点に航空機が衝突、開口部が形成される


 衝突と同時に原子爆弾が起動。6秒後に地下2階で爆発。消火用スプリンクラーが起動。


●ステップ2:核煙突の接続


 別途設置されていた小型の爆発物により、エレベーターシャフトが接続、貫通。ウラニウム及びトリウムの混合が促進され、発熱が加速。


●ステップ3:放射線による構造部の弱体化


 膨大なエネルギーの浸透により、周囲の石材が緩やかに溶解。中性子等による発作的な映像障害、EMP(電磁パルス)による記録障害が発生。


●ステップ4:静力学的爆破による構造部の弱体化


 要所に設置された爆発物に相次ぎ着火。建物の周囲で音声が記録される。溶解した石材によって天然の原子炉が完成。


●ステップ5:溶解による構造部の弱体化


 減速材として機能するマグマ状の石材に生まれる気泡によって、上方にエックス線が集中し、構造部を破壊。高層階から溶けた鉄骨が流出。


●ステップ6:不完全核爆発による中性子の大量放出


 強烈なEMPが生じ、映像が激しく乱れる。高層階に至るまでのコンクリートが高温となる。


●ステップ7:爆破、噴火


 即席の炉心の温度は8000度に到達。ガス、石材の圧力下で爆発が発生。荷電粒子が上方へ向け疾走。


●ステップ8:プラズマニードルの発生によるビルディングコアの蒸発、崩落へ


 高温の大気を交えた秒速200メートル、8000度のプラズマニードルが発生。エレベーターシャフトを駆け上がり、タワーの頂上部分を破壊。南棟は北棟にさきがけ崩落を開始。



陰謀論に踏み込む“決意”

 ここまでに引用した画像は、ポマー氏が2018年にロンドンにおける講演で使用したスライドより抜粋したものだ。翻訳元の記事には続きのスライドも掲載されているので、興味が湧いた方はぜひ目を通してみてほしい。


 とはいえ、この手の内容が「ファンタジー」もしくは「大衆を扇動する危険思想」として批判にさらされることは想像に難くない。事実、講演は人々の心証を害し、各所より抗議の声が上がったそうだ。


 ただし記事の筆者であるダフ氏は、4世紀に活躍した神学者、聖アウグスティヌスの言葉を借り、これらの声に答えている。


『偽りによって身を飾るより、真実によって評判を落とすほうがましだ』


 北アフリカ出身の聖アウグスティヌスは、隣国であるローマを異邦人としての立場から観察したので、当時の超大国が抱える闇を見抜いていた。「常勝のローマ」の歴史は、勝者の嘘によって飾り立てられたものに過ぎなかったのである。


 今日のアメリカも、かつてのローマと同じではないか? そして、たとえ大衆から理解はされずとも、国家の真の姿は白日の下に晒されるべきではないのか?


 世間の評価に逆らって陰謀論を唱え続けることは、ポマー氏やダフ氏らにとってみれば、真実を尊ぶ聖アウグスティヌスの教えに従うことに他ならないのである。




参考:「Veterans Today」ほか

tocana

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