秋の味覚の代表格「さんま」の効果効能とは

2022年9月13日(火)6時0分 ココカラネクスト

 暑い夏もあっという間に過ぎ、季節は秋へとやって来ました。

秋と言えば、「食欲の秋」という言葉が象徴的ですよね。その言葉通り、秋には美味しい食材がたくさん旬を迎えます。

今回は、予防医学マイスターであり、予防医学士の坂田武士先生に、様々な秋食材の効果効能についてお話を聞きました。

まずは、秋の代表格「さんま」についてご紹介します。

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Q.さんまにはどのような栄養素が含まれていますか?

A.1番は、EPA,DHAなどのオメガ3系の必須脂肪酸が豊富です。また、タンパク質のほか、ビタミンB群と鉄分も豊富な食材です。

Q.さんまに含まれるこれらの栄養素からは、どんな効果が期待できますか?

A.EPA,DHAなどのオメガ3系の必須脂肪酸は、血液をサラサラにして、血流を良くし、酸素や栄養を運びやすくする効果があります。これによって脳の働きをよくするので、記憶力や集中力にも効果的ですし、夏バテにより疲れ気味の体、メンタル的にも良い効果がありますね。

また、タンパク質や、ビタミンB群、鉄分からは、夏場で落ちた体力や疲労の回復など、体力のリカバリー面に効きます。

タンパク質は筋力をアップできる他、メンタルの不調を整える物質を作る効果があります。

ビタミンB群は、エネルギー代謝に関わるので、元気になりますね。

鉄分は、疲労回復を期待できる効果があります。

そしてさらにそこに、大根おろしとレモンを添えると、なお良いかと思います。

レモンでビタミンCが含まれているため、抗酸化物質を摂取できるほか、大根おろしは消化酵素を助けるので、弱った胃腸にもより効果的ですね。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

坂田 武士

一般社団法人日本予防医学マイスター協会 代表理事
株式会社サムライフ 代表取締役

昭和大学薬学部薬学科を卒業後、薬剤師免許を取得。大手製薬会社勤務や特別養護老人ホームの施設長などを経て、予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2009年株式会社サムライフを設立。2019年一般社団法人日本予防医学マイスター協会を設立し、全国で予防医学の資格認定を発行している。薬をすすめない薬剤師として、これまでに1万人以上の独自のオーダーメイド予防医学カウンセリングを行う。筋肉を維持して脂肪だけを落とす「オプティマムファスティング(R)」は、健康・美容業界のプロの間で広がり、便秘外来や整形外科のクリニックやエステサロン、プロスポーツ選手などにも取り入れられている。この方法を記した著者「4日間で脂肪だけをキレイに落とす本」(学研プラス)が好評を博す。

<保持資格>
薬剤師、予防医学マイスター(R)、予防医学士(R)、オプティマムファスティングコーディネーター(R)、スポーツファーマシスト

ココカラネクスト

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