H27年度「国民医療費」過去最高42兆3,644億円

2017年9月13日(水)18時8分 リセマム

国民医療費・対国内総生産・対国民所得比率の年次推移 画像:平成27年度 国民医療費の概況(厚生労働省)

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厚生労働省は9月13日、平成27年度の国民医療費の概況を掲載した。平成27年度の国民医療費は42兆3,644億円。前年度(平成26年度)の40兆8,071億円に比べ1兆5,573億円、3.8%増加した。国民医療費は、推計結果を開始した昭和29年度以降過去最高額。

 年齢階級別の国民医療費を見ると、0〜14歳は2兆5,327億円(構成割合6.0%)、15〜44歳は5兆3,231億円(同12.6%)、45〜64歳は9兆3,810億円(同22.1%)、65歳以上は25兆1,276億円(同59.3%)。

 人口一人あたりの国民医療費は、65歳未満は18万4,900円、65歳以上は74万1,900円。そのうち、医科診療医療費は65歳未満が12万5,100円、65歳以上が54万2,700円だった。都道府県別にみた人口一人あたりの国民医療費は、高知県が44万4,000円で最高額だった。もっとも低いのは埼玉県で29万900円。

 「国民医療費」は、該年度内の医療機関などにおける保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計したもの。保険診療対象外の療養や健康診断など、一部の費用は除く。

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