マクドナルドが「ミツバチのホテル」をオープン。脅威に晒されたミツバチを保護するための、優しいプロジェクト(スウェーデン)

9月14日(土)18時30分 カラパイア

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 スウェーデンといえば、ミツバチの保護に大きな力を注いでいる。今年5月には、「世界最小のマクドナルド」と称して、ミツバチのために金色のアーチが装飾されたマクドナルドのミニレプリカが作成され、話題になった。



 今回、スウェーデンのマクドナルドは、ミツバチのために小さなホテルをオープン。

 「ミツバチが『世界最小のマクドナルド』でファストフードを食べた後、どこかに滞在したいと思った時のためのホテル」ということだが、このプロジェクトの背後には、ミツバチの個体数激減という深刻な脅威が存在している。

 ミツバチを保護し、その個体数を少しでも増やしていくため、スウェーデンのマクドナルドはミツバチに優しいプロジェクトに尽力し、その保護活動に取り組んでいる。

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・看板にミツバチのためのホテルがオープン

 「世界最小のマクドナルド」が大きな反響を呼び、成功に導いたスウェーデンのマクドナルドは、今回店の看板(ビルボード)をミツバチのための小さなホテルにアレンジした。

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 ミツバチ保護のプロジェクトの一環として、「世界最小のマクドナルド」を手掛けたクリエイティブ・エージェンシーNORD DDBは、フランチャイズで大手広告会社のJCDecauxとコラボレーション。

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 マクドナルドの看板のロゴ部分と「いつもオープン」の文字部分に、恒久的な木材を設置して、ドリルで小さな穴をいくつも開け、ミツバチや他の昆虫が入れるように工夫した。

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 スウェーデンでは、全てのマクドナルドのフランチャイズ店が、独自のミツバチホテルの看板をオーダーし、メッセージをカスタマイズする機会が与えられているという。


・プロジェクトの背後にある深刻な問題

 世界最小のマクドナルドや小さなミツバチホテルは、見た目もとてもキュートだが、このプロジェクトの目的はあくまでもミツバチの保護だ。

 スウェーデンでは、ミツバチの30%が絶滅の危機に晒されている。

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 ミツバチによる受粉がなければ、人間の食糧の3分の1は脅威に晒される。しかし、大きな問題は、ミツバチの住処がどんどん減少していることだそうだ。

 そのため、マクドナルドではミツバチを保護するために、ミツバチホテルを兼ねた店の看板の生産を開始している。


・うまくいけばホテルのチェーンを増設予定

 今回のプロジェクトが最初に実行されたのは、ストックホルム郊外のイェルフェッラという地域の道路脇に建てられた看板だ。

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 ビルボードの背面には、小さなミツバチホテルが6つ作成されている。看板の表は北向き、つまりちょうどホテルは南向きとなっており、昆虫にとっては全て緻密に計算された快適なデザインのホテルとなっているようだ。

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 「世界最小のマクドナルド」同様、もしこのプロジェクトが成功すれば、スウェーデンのマクドナルドとJCDecauxは、2020年の春に更なるホテルのチェーンを増設する予定になっている。

References:designboomなど / written by Scarlet / edited by parumo

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