キャベツが旨すぎる! 北陸のソウルフード「8番らーめん」のカップ麺を食べてみた

2021年9月14日(火)10時48分 食楽web


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 最近のコンビニのカップ麺は種類がとても豊富ですね。とくに名店監修のものや、地方のソウルフード的なラーメンもカップ麺として続々と登場していて、コロナ禍で家で過ごす時間が増えたこともあり、筆者はこれを試すのがとても楽しみ。

 中でも最近、ローソンで見かけて、思わず手に取ったのが北陸のソウルフード「8番らーめん」のカップ麺です。


1個228円。7月末より全国のローソンで販売中(なくなり次第販売終了)

 実は以前、食楽webが行ったアンケートの中に『8番らーめん』という店を石川県出身の方が挙げていました。

 気になって調べてみると、『8番らーめん』とは富山、石川、福井などの北陸地方や、長野、愛知、岡山にあるチェーン店だと判明。公式ホームページによれば、1967(昭和42)年創業で、当時、掘っ建て小屋同然の小さな店もかかわらず、口コミで大行列になり、1日1300杯も売り切る大人気店に急成長した店なんだそう。

 人気No.1メニューは「野菜らーめん」。そのこだわりは、なんといってもキャベツ。「野菜らーめん」に合うキャベツを全国の農家で栽培するというこだわりぶり。これを強い火力で瞬時に炒め上げることで、野菜の旨みを封じ込め、シャキシャキした食感を出したうえでラーメンにのせるんだそう。スゴいですね。

 今回ご紹介するカップ麺も、その野菜が決め手の「野菜らーめん」がベース。さっそく食べてみたのでご紹介したいと思います。

カップ麺のほうも本当に野菜たっぷりなのか?

 カップ麺の上に付いている小袋を外すと「野菜らーめん」の写真が俯瞰できます。これこそがリアル画像なのでしょう。中央に「8」の文字が書かれたナルト、キャベツ、ニンジン、豚肉が載っています。野菜たっぷりで期待が高まります。

 しかし、フタをめくると、あれあれ? 


フタをめくってみたら…

 乾燥野菜がちょっぴり見えますが、むしろ「8」と描かれたナルトが目立つ。野菜、少なくないですか? これは、「写真は(あくまでも)イメージです」っていうパターンか? とちょっとがっかりしつつ、熱湯を注ぎ、待つこと5分。フタを開けてみると…


熱湯を注いで5分待ち、フタを開けると…

 なんともはや。どこからどう増えたのか、乾燥わかめのように、カップの中はキャベツで埋め尽くされていました! 正直言って、魔法にかけられたように驚きました。

 そのキャベツを食べてみると、これまたびっくりするくらいシャキシャキ。カップ麺でこんなキャベツの食感を味わったことがあったかな? と思わずにはいられないほど。しかもキャベツが甘くて美味しいんです!


お店同様、太めの縮れ麺

 さらに、太くて縮れた麺もコシがあって噛みごたえも十分。スープに関しては個人的な好みとしてはもう少し塩味が効いているほうが好みでしたが、これはコショウや一味などを加えれば問題なし。そんなことより何よりもキャベツがウマいッ!

 コロナ禍になって、カップ麺を食べる機会が増えましたが、ベスト5に入る美味しさかもしれません。「お店でホンモノを食べてみたい!」と思うくらいでした。ぜひ、このカップ麺、見かけたら食べてみてください。

(撮影・文◎ナナノナノ)

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