浴衣に「浴」という漢字を使うのはなぜ?

2020年9月15日(火)8時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年9月1日放送の「なぞの細道」のコーナーで、浴衣の話題が取り上げられました。

花火大会や夏祭り、温泉旅館などで着る機会がある「浴衣」ですが、なぜ「浴びる」という字が使われているか、みなさんご存知でしょうか。

昔は「蒸し風呂」で着用した

金沢市竪町にある「ゑり華」は、金沢初の加賀友禅専門店。お店には加賀友禅の浴衣がたくさん並んでいます。

ゑり華の店主によれば、浴衣はかつて入浴の際に着ていました。昔のお風呂は蒸し風呂だったので、裸でいるわけにはいかない。その時に浴衣を着ていたといいます。

また、浴衣の起源は平安時代で、貴族だけが「ゆかたぴら」(浴衣の語源)をお風呂で使用していました。徐々に銭湯が普及してきて、風呂上がりにも着て外出するようになったわけです。

入浴時に着用なので、「浴」の字が使われたのですね。

(ライター:りえ160)

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