日本の駄菓子を海外へアピール 関西の菓子メーカーも奮闘中

2017年9月16日(土)6時0分 Jタウンネット

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年9月5日放送の「石田ジャーナル」のコーナーでは、苦境に立ち向かう関西の駄菓子メーカーの取り組みについて取り上げられました。


経済産業省によると、駄菓子屋など菓子小売業の事業所数は少子化や後継者不足により、この20年間でおよそ7割減少しています。駄菓子メーカーにとってはまさにダブルパンチ、そんな中、活路を見いだしているのが新興国への販売です。


楽しさを伝えたい


ベビースターラーメンは今年7月から台湾で初の海外工場を本格稼働、チロルチョコは10月ごろから表記を中国語に変えて輸出予定、フィリックスガムは中央アジア・中東など10か国以上で販売しています。


新興国に活路を見いだす企業がある一方で関西駄菓子メーカー、サンヨー製菓株式会社(大阪市西成区)が作っているのは小さな容器に入ったクリーム状のお菓子「モロッコ フルーツヨーグル」、わずか6人のスタッフで今でもなんと1日6万〜7万個を製造しています。


また大阪市淀川区にあるお菓子メーカーのオリオンは駄菓子の定番ともいえる、ミニコーラや梅ミンツ、ココアシガレットなどを作っている会社です。現在一部の商品は中国や台湾などに輸出していますが、オリオンは今、駄菓子を世界に向けてアピールしようと動いています。


オリオンの小西社長は「日本の食が世界に認められている。日本の昔からある食文化のひとつである駄菓子の楽しさを世界の人に伝えたい」とおっしゃっていました。


日本に根付く駄菓子文化、確実に世界の人に喜ばれるでしょうね。(ライター:けあるひの)

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