カープ新井選手の引退表明「日本一になって終われれば最高」

2018年9月16日(日)7時2分 Jタウンネット

[みみよりライブ5up!−広島ホームテレビ] 2018年9月5日放送の広島HOMEテレビ「みみよりライブ5up!」で、引退を表明した新井選手の記者会見が紹介されました。


ドラフト6位でカープに入団


広島東洋カープの新井貴浩選手が、今シーズン限りでの現役引退を表明し、5日の正午からマツダスタジアムで記者会見が行われました。


記者会見で、新井選手は「今シーズン限りで、現役を引退することに決めましたので、報告させていただきます。ありがとうございました」とあいさつ。


広島市出身で、広島工業高校から駒沢大学に進学し、1999年にドラフト6位でカープに入団しました。4年目の2002年、はじめてオールスターに出場し、シーズン中28本のホームランを記録しました。


その後伸び悩みましたが、地道な努力が実り、2005年には初のホームラン王に輝くなど、中軸として活躍。しかし、2008年にフリーエージェントで阪神へ移籍。


一度はカープから離れましたが、2015年復帰を果たします。カープに復帰した後は、大リーグから戻ってきた黒田投手と共に奮闘。2016年にはプロ野球史上47人目となる2000本安打を達成。


チームを25年ぶりのリーグ優勝に導きました。黒田投手には早い時点で今回の意向を伝えていたそうです。


新井選手の代名詞ともいえるのが、誰にも負けない練習量。


「自分はたいしたセンスもない。練習することで、ここまで来させてもらえた。周りの方の出会いに恵まれた運のいい選手だった」と新井選手は振り返っていました。


これからのカープのことを考え、今年が(引退するには)いいと考えたという新井選手。


新井選手は戦いはまだこれからが本番であることにも触れ、「最後日本一になって、みんなとうれし涙で終われれば最高かなと思いますし、そこに自分も力になれるように最後まで全力で頑張りたい」と語りました。


残念な気持ちもありますが、最後まで悔いなく全力で駆け抜けて欲しいですね。(ライター・石田こよみ)

Jタウンネット

「引退」をもっと詳しく

タグ

「引退」のニュース

「引退」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ