マイナーウイスキー、古いコンバースがあったらラッキー! 家に眠っている"かくれ資産"とは
2024年9月17日(火)11時0分 マイナビニュース
もし、"帰省中に親から言われがちな言葉ランキング"というものがあれば、「あなたの荷物、持って帰ってよ」という一言は、きっとランクインするだろう。「これ捨てていいの?」も上位に食い込むかもしれない。
でも、決して「いらないから捨てといて」なんて言ってはいけない。だってソレ、お宝に化けているかもしれないから。
大手買取専門店「買取大吉」は出張買取サービスも展開しており、特に帰省シーズンなどは利用者も増えるそうだが、そこで意外なお宝が発掘されることも少なくないという。そこで今回は「買取大吉」の鑑定士である木村健一さんに、実家に眠っているかもしれない"かくれ資産"事情と出張買取のイロハについて話を聞いてみた!
○実家に眠っているかも? 探せば見つかる"かくれ資産"
——8月はお盆や夏休みで帰省したという方も多かったと思いますが、買取大吉さんの買取量に変化はありますか?
毎年この時期は出張買取の需要が増えますね。実家に帰省して、普段使わない荷物を整理して、もう不要だと判断したものを売却する、というケースです。他にも引っ越しが多い4月や、衣替えのタイミングと重なる10月あたりは繁忙期です。
——自分では何が売れて、何が売れないかといった判断がなかなか難しいと思いますが、何か定番の"かくれ資産"のような物ってあったりしますか?
まずは「金」です。ネックレス、指輪、バングルといったアクセサリー類や、"金貨"と呼ばれる記念硬貨、万年筆のペン先、メガネのフレーム、タイピン、ブローチのピンなど、意外と身近なものに使われています。
——そのほかのジャンルではいかがでしょう?
ブランド物の衣類やバッグ、財布、靴といった小物類、お酒、古銭、食器類などのシルバー製品、古いカメラ、鉄道模型など、本当に幅広く買い取らせていただいています。絵画もそうですね。先日はアンディ・ウォーホルのシルクスクリーンに1,000万円という値段が付きました。
○90年代ブームの影響で"古着"の価値が上昇中!
——ちなみにブランド物の衣類というのは、例えば……?
いわゆるハイブランドで、グッチ、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、セリーヌ、ロエベ……、あとはコム・デ・ギャルソン、ヨウジヤマモト、マルタン・マルジェラといったファッションブランドも高値がついたりします。
——でも、最近のトレンドにあったものでないと難しいですよね?
実はそんなこともないんです。最近は90年代ブームの影響もあって、シャネルを中心に90年代アイテムの人気が非常に高まってきています。それに付随して、これまでは新しい年代のアイテムでないと値が付きづらかったマルタン・マルジェラやラフ・シモンズなども、過去のアーカイブ、"名作"として取り上げられるようになっています。
「学生時代に買ったハイブランドの服が押し入れにしまいっ放しになっている」という人は、ぜひ一度査定に出してみてはどうでしょうか。
——ハイブランドの洋服って、トレンドが変わって着なくなってもなかなか処分できないものですからね。しまいっぱなしになっているケースは割とあるかもしれません。
特に現在40〜50代くらいの方であれば、90年代頃に着ていた洋服がちょうど高値になっているかもしれません。今は値段がつかない物のほうが少ないといってもいいくらい何でも売れるので、ぜひ試してみてほしいですね。
——具体的に、どんな物が売れますか?
例えば、このベルルッティの「ホールカット」という革靴。当時は10〜15万円くらいで販売されていたものですが、今なら30万円程、約2倍まで上がっています。
スニーカーも狙い目ですね。80〜90年代、誰もが一度はコンバースを履いたと思いますが、当時は3,000〜5,000円で販売されていた「オールスター」が今では1万円、未使用なら2〜3万円の値がつきます。80年代の「チャックテイラー」などは30万円くらいまで上がっていますね。
○ファミコンソフト、ビックリマンシールも狙い目!
——コンバース、奇跡的にどこかに残っていないかなぁ……。ゲームなどはいかがですか?
今はレトロゲームブームですから、ゲーム類も高く売れる傾向にありますね。ファミコンでもスーパーファミコン、ゲームボーイでもいいのですが、ソフトのなかにも結構いろいろなタイトルがあって、当時は全然人気がなかったようなソフトのほうが高値がついたりします。あまり世の中に出回らなかったぶん、希少価値があるんです。
ビックリマンシールも「スーパーゼウス」のようなレアなものは1枚で3〜4万円の値がつく場合があります。あとはみなさんご存知かと思いますが、ポケモンカードが実家に眠っていたら超ラッキーですよ。本当にレアなカードになると億単位になる場合もありますからね。
——ポケモンカードも昔は持っていたけど、結局どこにいったのかまったく覚えていないですね……。先ほど挙げていた「お酒」というのはどういうお酒ですか?
ウイスキー、ブランデー、ワインやシャンパンなどでも大丈夫です。一番いいのはウイスキーやブランデーですね。ワインと違って常温保管ができ、品質も維持しやすいお酒なので。
銘柄だとサントリーの「山崎」「白州」「響」あたりが定番で、実際にすごく値上がりしていますが、有名な銘柄でなくても値が上がっている場合があります。例えばメルシャンの「軽井沢」という銘柄は、1本あたり10万円という価格がついています。
——「山崎」や「白州」ではなくても、諦めてはいけないということですね。
そうですね。むしろ有名ではないウイスキーのほうが値がつく場合も少なくありません。
——ちなみに、出張買取を依頼すればどこでも対応してくれるんですか? 利用したことがないので、手順などがわからず……。
買取依頼をいただければ、日程を調整したうえで査定員が全国どこでも伺います。1点からでもまったく問題ありませんし、特に洋服やお酒は持ち歩くのも大変だと思うので、お持ち込みよりも出張買取がオススメです。
出張買取中に「ついでにアレやコレも見てほしい」と依頼されるパターンも多く、我々としてはそれも大歓迎なので、もし悩んでいるようであればぜひお気軽にご依頼ください。
でも、決して「いらないから捨てといて」なんて言ってはいけない。だってソレ、お宝に化けているかもしれないから。
大手買取専門店「買取大吉」は出張買取サービスも展開しており、特に帰省シーズンなどは利用者も増えるそうだが、そこで意外なお宝が発掘されることも少なくないという。そこで今回は「買取大吉」の鑑定士である木村健一さんに、実家に眠っているかもしれない"かくれ資産"事情と出張買取のイロハについて話を聞いてみた!
○実家に眠っているかも? 探せば見つかる"かくれ資産"
——8月はお盆や夏休みで帰省したという方も多かったと思いますが、買取大吉さんの買取量に変化はありますか?
毎年この時期は出張買取の需要が増えますね。実家に帰省して、普段使わない荷物を整理して、もう不要だと判断したものを売却する、というケースです。他にも引っ越しが多い4月や、衣替えのタイミングと重なる10月あたりは繁忙期です。
——自分では何が売れて、何が売れないかといった判断がなかなか難しいと思いますが、何か定番の"かくれ資産"のような物ってあったりしますか?
まずは「金」です。ネックレス、指輪、バングルといったアクセサリー類や、"金貨"と呼ばれる記念硬貨、万年筆のペン先、メガネのフレーム、タイピン、ブローチのピンなど、意外と身近なものに使われています。
——そのほかのジャンルではいかがでしょう?
ブランド物の衣類やバッグ、財布、靴といった小物類、お酒、古銭、食器類などのシルバー製品、古いカメラ、鉄道模型など、本当に幅広く買い取らせていただいています。絵画もそうですね。先日はアンディ・ウォーホルのシルクスクリーンに1,000万円という値段が付きました。
○90年代ブームの影響で"古着"の価値が上昇中!
——ちなみにブランド物の衣類というのは、例えば……?
いわゆるハイブランドで、グッチ、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、セリーヌ、ロエベ……、あとはコム・デ・ギャルソン、ヨウジヤマモト、マルタン・マルジェラといったファッションブランドも高値がついたりします。
——でも、最近のトレンドにあったものでないと難しいですよね?
実はそんなこともないんです。最近は90年代ブームの影響もあって、シャネルを中心に90年代アイテムの人気が非常に高まってきています。それに付随して、これまでは新しい年代のアイテムでないと値が付きづらかったマルタン・マルジェラやラフ・シモンズなども、過去のアーカイブ、"名作"として取り上げられるようになっています。
「学生時代に買ったハイブランドの服が押し入れにしまいっ放しになっている」という人は、ぜひ一度査定に出してみてはどうでしょうか。
——ハイブランドの洋服って、トレンドが変わって着なくなってもなかなか処分できないものですからね。しまいっぱなしになっているケースは割とあるかもしれません。
特に現在40〜50代くらいの方であれば、90年代頃に着ていた洋服がちょうど高値になっているかもしれません。今は値段がつかない物のほうが少ないといってもいいくらい何でも売れるので、ぜひ試してみてほしいですね。
——具体的に、どんな物が売れますか?
例えば、このベルルッティの「ホールカット」という革靴。当時は10〜15万円くらいで販売されていたものですが、今なら30万円程、約2倍まで上がっています。
スニーカーも狙い目ですね。80〜90年代、誰もが一度はコンバースを履いたと思いますが、当時は3,000〜5,000円で販売されていた「オールスター」が今では1万円、未使用なら2〜3万円の値がつきます。80年代の「チャックテイラー」などは30万円くらいまで上がっていますね。
○ファミコンソフト、ビックリマンシールも狙い目!
——コンバース、奇跡的にどこかに残っていないかなぁ……。ゲームなどはいかがですか?
今はレトロゲームブームですから、ゲーム類も高く売れる傾向にありますね。ファミコンでもスーパーファミコン、ゲームボーイでもいいのですが、ソフトのなかにも結構いろいろなタイトルがあって、当時は全然人気がなかったようなソフトのほうが高値がついたりします。あまり世の中に出回らなかったぶん、希少価値があるんです。
ビックリマンシールも「スーパーゼウス」のようなレアなものは1枚で3〜4万円の値がつく場合があります。あとはみなさんご存知かと思いますが、ポケモンカードが実家に眠っていたら超ラッキーですよ。本当にレアなカードになると億単位になる場合もありますからね。
——ポケモンカードも昔は持っていたけど、結局どこにいったのかまったく覚えていないですね……。先ほど挙げていた「お酒」というのはどういうお酒ですか?
ウイスキー、ブランデー、ワインやシャンパンなどでも大丈夫です。一番いいのはウイスキーやブランデーですね。ワインと違って常温保管ができ、品質も維持しやすいお酒なので。
銘柄だとサントリーの「山崎」「白州」「響」あたりが定番で、実際にすごく値上がりしていますが、有名な銘柄でなくても値が上がっている場合があります。例えばメルシャンの「軽井沢」という銘柄は、1本あたり10万円という価格がついています。
——「山崎」や「白州」ではなくても、諦めてはいけないということですね。
そうですね。むしろ有名ではないウイスキーのほうが値がつく場合も少なくありません。
——ちなみに、出張買取を依頼すればどこでも対応してくれるんですか? 利用したことがないので、手順などがわからず……。
買取依頼をいただければ、日程を調整したうえで査定員が全国どこでも伺います。1点からでもまったく問題ありませんし、特に洋服やお酒は持ち歩くのも大変だと思うので、お持ち込みよりも出張買取がオススメです。
出張買取中に「ついでにアレやコレも見てほしい」と依頼されるパターンも多く、我々としてはそれも大歓迎なので、もし悩んでいるようであればぜひお気軽にご依頼ください。