「よくこの環境で生活してきたな」 謎の“中身入りペットボトル”とゴキブリだらけのワンルームゴミ屋敷をたった1日で大清掃したら…… “壮絶な現場”に阿鼻叫喚
2024年9月17日(火)20時0分 ねとらぼ
動画を投稿したのは、関東や東海、関西などで事業を展開している「ゴミ屋敷専門パートナーズ」の公式YouTubeチャンネルです。
今回行うのは、解体が決まったアパートの一室に住む30代の男性の部屋の片付け。退去日までに荷物であふれてしまった自室を一人で片付けるのは困難と判断し、ネットで検索して見つけたゴミ屋敷専門パートナーズに作業を依頼したといいます。
代表の石田毅さんは、壮絶なゴミ屋敷の清掃前に「(依頼主の)引越し後の新生活が気持ちよくスタートできるように今日も一日気合を入れて頑張っていこうと思います!」とやる気を語りました。
依頼された部屋は入口のドアを開けると、玄関近くのトイレのドアが開かないくらいにゴミが積み重なってしまっています。石田さんは「(ゴミが積もった高さは)腰の位置くらい」と表現していました。壁には虫のフンも散乱していますが、これを見て石田さんは「模様みたいになっています」と表現していました。
室内には食品を含むゴミや、謎の液体が入ったペットボトルが散乱。10年間住んでいたというロフト付きのワンルーム部屋に蓄積されたゴミは相当なものです。石田さんは「7時間作業時間をいただいてますが」と明かした上で「今日1日で終わるかというのが正直不安です」と素直に話していました。途中で応援部隊を呼び、作業のスピードアップも図ります。ここまでの量を1日で作業するとは……。
作業中は虫がスタッフの前を横切っていく場面に幾度となく遭遇。また「めっちゃでっかいクモ」を発見した女性スタッフから悲鳴が上がる場面もありました。
居室の作業をなんとか終え、続いてはロフトの作業に着手。ロフトにあったゴミを落とすと、再び下の居住空間はゴミで埋まってしまいました。かなり手ごわい相手に悪戦苦闘する石田さんたち。“絶対に今日中に終わらせる”と言い聞かせて奮闘し、なんとか予定した時間で作業は終了しました。
●作業費用は40万円
今回は最終的に8人のスタッフが稼働し、2トントラック8台分の荷物を搬出。作業費用は「40万円」でした。作業を終えて石田さんは「お客さまから感謝・感激の言葉をいただきました。この仕事をやっていてよかったなと思いました」と語り、依頼者が今後「日々の掃除は怠らない」という約束もしてくれたと明かしています。
この動画を見た人からは「本当にここで寝起きしていたんだろうか……もはや野宿のほうが快適だろうに」と言葉を失うような現場におののく声の他、「面倒だからと後回しにするとこういうことになると改めて思い知ったことでしょう」「思った以上にお荷物が増えても、どうにかして時間内に終わらせるのを見ると、本当にプロ中のプロだなって思います」など、石田さんや作業にあたったスタッフたちをたたえる声が相次いでいます。
動画提供:ゴミ屋敷専門パートナーズ(@par_tners)