大阪美人姉妹殺害事件の真実! 霊能者が現場マンションを検証、霊障の理由が判明!

2023年9月16日(土)14時0分 tocana

 S氏は原因不明の病で倒れ、神憑かりを経験。謎の声を聞いたあと、人の悩みを見抜くことができるようになり、いつのまにか占い師/霊能者として密に活動するように。S氏が現場を霊視して気づいたものとは……。


【S氏が能力を開花させたエピソードはこちら】


——いわゆる殺人現場ですよね


S氏:覚えている方もいらっしゃるでしょう。2005年11月17日未明に起こった強姦・強盗・殺人・放火によって美人姉妹2名が殺された事件です。大阪市浪速区の某マンションですね。犯人は、少年時代に母親を撲殺し、返り血を流すためにシャワーを浴びていたら興奮して射精したと発言した猟奇的殺人犯でした。その二度目の犯行だったんです。結局、死刑判決を受けて、2009年7月28日には大阪拘置所で死刑執行となりました。


 それゆえ当時は、非常にセンセーショナルに騒がれたんですが、今回、現場検証の依頼がありまして、現場へと同行したんです。すると、そのマンションは、どうやら非常に有名な事故物件だそうで。インターネット等では「6Fがヤバイ」と言われているんですが、依頼者や関係者の話によると、どうやら実際に霊障が出ていたのは、1Fだそうで。


——どんな霊障が?


S氏:自転車置き場に何かしら黒い人影が出る、音がする、近所の公園のブランコが風もないのに勝手に揺れるなど、いわゆるポルターガイスト的なことは一通り起きたそうです。そこで、困り果てた不動産屋とオーナーは相談して、当該部屋ごと1Fをリフォームして自転車置き場に変えたそうです。その自転車置き場には、魔除けとして鏡張りをほどこした。今でもその名残りがありましたね。
 また霊障とは無関係ですが、増改築を重ねた結果、なぜか2-3F部分は住めない物件となり、ずっと開かずの間になっている。なかなか不気味な場所でした。


——現場を視られてどうでしたか?


S氏:まず1F自転車置き場の北側がドアサッシになっていて透けてみえるんです。これがよくない。ここは家相としても壁にすべきところなんですね。そして依頼者の事前調査によって、後から判明したんですが、どうやら当該物件は、美人姉妹の事件以前にも殺人や自殺があったところで、忌み地になりかけているんです。大阪ですから埋め立て地域や河川を暗渠化しただけの物件も多いんですが、そういう場所に、そのマンションは立っている。だから納得しましたよ。事件が霊を呼んだのではなく、場所が事件と霊を呼び出したんだと。


——忌み地ですか……?


S氏:皆さんは普段かかわりがないと思いますが、たとえば現在でも表に出ないだけで市区町村から依頼を受けて土地祓いをしたり忌み地や禁足地対策を行ったりする専門の修験者や陰陽師の末裔たちがいます。ですから引越しのときには、できるだけ地名に注意してほしんです。事故物件か否かはすぐに調べられますが、それ以上に大切なことは、地名です。100年前、300年前、どんな土地だったのか。そういったことを知らずに引っ越すと大変な目に遭いますから。たとえば新興住宅地としてのタワーマンションも、地元のひとが決して開発しなかった場所に建てられたものは注意したほうがよいですよ。運気が下がるどころではなく、死ぬかもしれませんから。


 そして何よりも忘れてほしくないのは、被害者や遺族への経緯、住民への配慮です。怪談師であれYouTuberであれ、目に見えない世界の作法をわきまえないまま、過去に悲しい出来事のあった場所を茶化すことは、誰にとってもよくありません。これは警告です。

tocana

「大阪」をもっと詳しく

「大阪」のニュース

「大阪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ