関空へ電車で行ける! 2週間ぶりに運転再開で「ありがとう」「胸が熱くなった」

2018年9月18日(火)20時0分 Jタウンネット

台風21号で被災して以来、鉄道が不通となっていた関西国際空港(関空)。タンカーが衝突して破損した連絡橋を通る線路が復旧し、2018年9月18日始発からJR西日本と南海電鉄が関西空港駅まで運転を再開した。


半年かかるとの予測もあったが...


9月4日の被災以来2週間ぶりの鉄道の復旧で、関空への交通はかなり平常を取り戻してきた。当初は運転再開には半年ほどかかるのではという予測もあったものの、今回、特急列車「ラピート」(南海)、「はるか」(JR)もあわせて通常ダイヤに復旧。空港運営会社である関西エアポートの発表によると、鉄道は関空への陸路の約50%のシェアを占めているため、その影響は大きいだろう。


まだ鉄道と並行する道路橋にはタンカーの衝突痕が生々しく残るが、始発から多くの乗客が鉄道を利用し、りんくうタウンからのバスの待ち時間なども解消されて空港へぐんと行き来しやすくなった。


「わずか2週間で復旧ってすごい」
「工事にかかわった関係者の皆さんありがとう」

といった復旧の早さに感謝するつぶやきも早朝から広がっている。


また、連絡橋の復旧作業に尽力した起重機船や、鉄道復旧まで関西のバス各社の協力で運行された、りんくうタウン駅〜空港間の連絡バスへの感謝のツイートも見受けられた。


関西空港のシャトルバス乗り場。関西圏の全部のバスが勢揃で運行してた。危機を助け合う姿勢になんか胸が熱くなった。#関西空港 #シャトルバス pic.twitter.com/fkQ8Tp247F
- vagabond-kohey (@kohei_lhk) 2018年9月14日

関空では、9月21日から第1旅客ターミナル発着便も全面的に再開する計画であるが、連絡橋の道路部分は復旧途上にあり自家用車などの乗り入れはできない。JR・南海の両社が空港輸送の大動脈となる状況はしばらく続きそうだ。

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