国家公務員総合職2024、教養区分4,734人出願…女性4割超
2024年9月18日(水)17時15分 リセマム
国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)は、政策の企画・立案または調査・研究に関する事務をその職務とする係員の採用試験。このうち教養区分では、専攻分野にとらわれない広範な見識を有する学生や外国の大学の卒業者など多様で有為な人材の確保ができるよう、企画立案に係る基礎的な能力の検証を重視し、専門試験は課さず「総合論文試験」「企画提案試験」を課すこととしている。
2024年度の教養区分は7月26日〜8月19日まで出願を受け付け、前年度比720人増の4,734人が申請した。申込者のうち、女性は40.9%にあたる1,937人で、過去最高だった前年度から0.4ポイント減少した。
1次試験は9月29日、全国9試験場にて実施する(試験場のうち、大阪市は都合により茨木市内へと変更)。1次試験の合格発表は10月16日。2次試験は11月16日・17日または11月23日・24日のうち、指定された連続する2日間で実施し、最終合格者を12月12日に発表する。
教養区分の2025年4月の採用予定者数は9月18日現在、農林水産省が5〜9名程度、内閣府・公正取引委員会・総務省・国税局・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・国土交通省・原子力規制庁がそれぞれ4名以下を予定している。