実録!自動車業界のブラックなエピソード「急な出張命令で深夜の東北道を平均160キロで走行。途中で検挙されても自己責任」

9月19日(木)7時0分 キャリコネニュース

実録!自動車業界のブラックなエピソード

BMWの日本法人が9月11日、過剰な営業ノルマを設定し、達成しなかった分は新車を購入させていた疑いがあるとして公正取引委員会の立入検査を受けた。自動車業界の不正等は時折報じられているが、そこで働いている人は実際どんな感じなのか。キャリコネニュース読者から寄せられた声を紹介する。

自動車整備会社に勤める40代男性は、「車検切れの車を公道で走らせることがあり、ブレーキパッドの残厚が無くても車検を通している」と明かす。

「ブレーキフルードを交換しなくても、変えたふりして客に請求している。うちの社内には年寄りしかいないため、トラックやハイブリッド車はすべて私だけに整備をさせる。年寄りたちは楽な点検しかしない」

「保険には加入してほしいと社長に直訴したが、『では給料減額な』」

輸入車専門の中古車販売店で働いていた50代女性は、理不尽な会社の対応に苦しんだ。接客や、車検や販売に関わる事務として入社したが、人手不足から6台ある展示車の洗車を女性が1人で担当していた。

「運転は苦手ではなかったが、左ハンドルの操作には慣れていなかった。それでも無保険で陸運局へ行かされたり、納車にも行った。もしも事故を起こした時責任取れないので、保険には加入してほしいと社長に直訴したが、『では給料減額な』との返事」

物損ならまだしも、「人身事故を起こしたら身の破滅だ」と感じた女性は退職した。40代男性は、「社内異動のおかげで圧倒的に仕事量が増え、朝6時に出社し帰宅が0時を過ぎることがほとんどだった」という。

「体調を崩して1日でも休むと『疲れたなんて言うなよ』の一言。出勤後はトイレ掃除をやらされ、仕事中の内線もこちらの状況に関係なく電話に出るまで鳴りっぱなし。

結果、男性はうつ病になった。休職を申し出たが拒否され、「お前なんかいなくても他の者が喜んでやるぞ」と言われた。男性はこの一言で退職を決意した。

「9時から勤務して昼食を取れるのが22時、そのあと夕食に出られるのが深夜2時」

技術職の30代男性は、3年前に退職した自動車ディーラー会社について、「労働契約は9時45分〜18時25分だが、実際は9時〜翌朝6時まで働いたあと、再び朝9時から勤務していた」という。法外な通し勤務には、かなり危険な日もあった。

「残業時間中の21時に突然、神奈川から福島への出張作業を命じられ急行。東北道を平均160キロで走行して片道2時間弱。もし途中で検挙されても自己責任です。そして翌朝5時に帰社して、また朝9時に出社でした」

通しは勤務だけとどまらず、「9時から勤務して昼食を取れるのが22時、そのあと夕食に出られるのが深夜2時」という。男性は「職場近くで朝まで営業するサイゼリヤに感謝せざるを得ない状況だった」と明かした。

結局、各部署で合計67人いた同期は、体を壊したりプライベートが壊滅したりと、3年目には半分に減り、入社7年で残ったのは10人ほどだという。男性は13年間勤めたが、最後は3人しか残っていなかったと記す。

キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」や「いつもランチは何を食べますか?」に関するアンケートを募集をしています。


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