あのUFO映像は本物だった!?機密指定解除で公開された未確認飛行物体は「本物」であると米海軍が認める

9月20日(金)20時30分 カラパイア

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To The Stars Academy of Arts&Science/youtube

 アメリカ海軍は歴史上初めて、空中に浮遊するUFOらしきものを捉えた映像が紛うことなき本物であることを認めた。そこに映る物体の正体は現時点では謎に包まれたままだ。

 問題の3本の衝撃映像は、もともと軍に機密指定されていたものが解除され、2017年12月〜2018年3月にかけて公開されたもの。撮影されたのは1本が2004年、2本が2015年だ。

 海軍の報道官は、メディアの取材に対して本物であると回答したという。海軍が正体不明の飛行現象を公式に認めるのは初めてのことだ。
 まずは問題となっている3本の映像を見てみよう。

・2004年の映像:FLIR1

 これは、ニミッツ航空母艦から発進したF/A-18スーパーホーネットが、サンディエゴ沖で白っぽい楕円状の物体を追跡したときのものだ。

 丸い形をした物体が、数秒間ホバリングしてから横方向に超高速で移動する様子がとらえられている。


FLIR1: Official UAP Footage from the USG for Public Release


・2015年の映像:Gimbal

 2015年1月21日に撮影されたこの映像は、F/A-18スーパーホーネットに搭載されていたレイセオン製ATFLIRマルチセンサーの赤外線モードによって捉えられた。

 F/A-18は高度7.6キロの上空をマッハ0.6で飛行中で、パイロットらは「風に逆らっている。222ノットの西風だ」「見ろよ、あれ!」「回転しているぞ」といった会話を交わしている。

 パイロットは観測手としても兵器システムオペレーターとしても練度が非常に高かったという。


Gimbal: The First Official UAP Footage from the USG for Public elease


・2015年の映像:GoFast

 こちらも2015年の1月にF/A-18スーパーホーネット撮影されたもので、パイロットが「ウォォオオ!見つけた!」、「これはなんだ!」と興奮しながら話している声が聞こえる。


Go Fast: Official USG Footage of UAP for Public Release

 米国防総省ではこれまで、UFO研究部門である高度航空宇宙脅威識別プログラム(Advanced Aerospace Threat Identification Program)に巨額の資金が投じており、元国防総省職員のルイス・エリゾンド氏がその存在を暴露。2017年に機密解除されるまでは、これらの映像は一般公開されていなかった。




・米海軍はUFOではなくUAP(未確認航空現象)という認識

 ただし現在、こうした謎の物体が公式にUFO(未確認飛行物体)と表現されることはない。代わりに「未確認航空現象(UAP)」という用語が用いられる。
 
 念のために言っておくと、UAPと正式に認められたからといってそれが宇宙人の乗り物だとか、海軍がその正体について何かをほのめかしているということはない。ただその物体が未確認であるということであるに過ぎない。

 海軍がUAPという用語に変更したのは、UFOという怪しげなイメージが染み付いてしまった用語を用いずに、空で報告される未確認の現象をより包括的に表現するためなのだそうだ。

 パイロットによって謎の飛行物体が目撃されることはしばしばあるが、中傷を恐れる彼らはそれをきちんと報告しないできた。その正体を解明するためには、パイロットが何かを見たら報告するよう促さねばならない。用語の変更はそのための措置とのことだ。



追記(2019/09/20)本文を一部修正して再送します。
References:news.sky / rtなど/ written by hiroching / edited by parumo

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