鶴岡サイエンスパーク内に宿泊滞在施設、全天候型児童遊戯施設も
2018年9月20日(木)18時15分 リセマム
「SHONAI HOTERU SUIDEN TERRASSE」は、建築家の坂茂氏が設計したサイエンスパーク内の宿泊滞在施設。サイエンスパークは、バイオベンチャーが次々と生まれ、地方創生のモデルとして注目を集めている。
自然と調和した景観を作り出すため、143室ある客室はすべて木造で、四季折々で表情を変える田園に優しく浮かぶように建てられている。ライブラリーやショップ、レストランを備える共用棟は、パブリックスペースとして地域の人々にも開放。木造でドーム状の温泉棟では、地下1,200mからくみ上げた源泉かけ流しの天然温泉や、フィットネス施設が利用できる。
ライブラリーは、「オトナもコドモ コドモもオトナ」がテーマ。ブックディレクターの幅允孝氏とヤマガタデザインが選んだ本、約1,000冊を所蔵する。本は「オトナが自分の素に戻れるような本」を選んだという。施設内であれば、どの場所でも自由に閲覧できる。
さらに、2018年11月1日には全天候型児童遊戯施設「KIDS DOME SORAI(キッズドームソライ)」がオープン予定。屋内の「アソビバ」には、高さ6mの屋根まで張り巡らせたネット遊具や、木製のバンクなど、大人も童心にかえり子どもと一緒に遊びたくなる施設だという。また、「ツクルバ」では、1,000種類以上の素材と、ハサミやのり、3Dプリンター、レーザーカッターなどの道具を用意しており、好きな素材と道具を選んで工作やアートを楽しめる。