赤とんぼは秋になるまで山で涼んでいるらしい

2020年9月21日(月)21時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年9月7日放送の「なぞの細道」のコーナーで、赤とんぼについての話題がありました。

他のトンボよりも少し遅めに飛び始める赤とんぼ。その出番まで一体何をしているのでしょうか?

避暑地でバカンス?

金沢市内の公園へ行ってみると、さすがにまだ早いのか赤とんぼを見つけることはできません。そこで石川県ふれあい昆虫館に行ってみました。

昆虫館の学芸員さんの話によると、最もよく見かける赤とんぼは「アキアカネ」。赤とんぼの代表的な種類だそうです。

アキアカネは、暑い時期は厚さを避けて白山の上、山の避暑地にいるのだそうです。

赤とんぼは、20種類くらいいるのですが、山に行くのはアキアカネだけ。

トンボは通常、6月半ば〜7月に成虫になります。しかし、アキアカネは暑さに弱いので、出来るだけ長い間未発達の状態を保ちたいのです。

暑いと早く成長するため、暑くない山の上に身を寄せ、卵のまま冬を越し、産卵を遅らせているのだそうです。

ちなみに田んぼから出てくるときは、黄色なのですが山から帰ってくるときは、赤色になっています。

色が変わる理由については、まだ研究中なのだそうです。

いつも見ている赤とんぼは、山へ行って赤くなって帰ってきていたのですね。

(ライター:りえ160)

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