むくみ解消には半身浴がおススメ!気になる消費カロリーとは
2022年9月22日(木)17時0分 ココカラネクスト
体のむくみ体質をどうにかしたい!と考えている方には半身浴がおすすめです。でも、漠然と「半身浴が良い」と言われているけれど、入浴剤はどうしたらいい?消費カロリーってどのくらい?と疑問ばかりがついて回るはず。
今回は、半身浴の消費カロリーに関するお話や、入浴剤の特徴についてご紹介します。

入浴剤の特徴〜違いを知ってお風呂を楽しむ〜
最近はスーパーなどでも多くの入浴剤を目にするため、何が違うの?どんな効果があるの?と疑問に思う方も多いのでは。ここでは入浴剤別の特徴や効果をご紹介します。
ゲルマニウム入浴剤
ゲルマニウムという鉱物の粉末を配合し、遠赤外線効果を用いて「体の保温効果」の促進を目指した商品です。代謝向上効果も期待できます。
岩塩系
自然塩をメインとした入浴剤です。体を温め、さらに湯ざめしにくい効果があります。岩塩にはミネラル分も含まれているので、美肌・デトックス効果も期待できます。
炭酸ガス系
炭酸ガスによる血行促進効果が期待できます。血管を拡張させ血流が促されていくので疲れが取れる・代謝が上がるなどの効果が得られます。炭酸ガスの発泡力で肌の汚れを取り去る効果も期待できます。
一般的な入浴剤
重曹(炭酸水素ナトリウム)などの効果でからだを温めるほか、皮膚の汚れを浮かび上がらせる効果が期待できます。香りや色の効果で癒しを与えるほか、お風呂時間を楽しくしてくれる効果も期待できます。
むくみをなくすためにはちょっと長く浸かってみよう

むくみをなくすためにはなによりも長い時間お湯に浸かることがいいとされています。
しかし、全身浴だとあまり長く浸かっていられないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時こそ、半身浴でいつもより長めにお湯に浸かるのがおススメなのです!
通常の入浴時間より少し長めに湯船につかることで、むくみを解消するまでの血流改善が期待できるそうです。
ちょっと長めの半身浴を心がけてみましょう。ただし、体への負担を掛けないために20分程度で切りあげるようにしましょう。
ビックリ!半身浴の消費カロリー
半身浴1回分の消費カロリーが気になるところです。まずは、活動や運動(入浴を含む)を行った時に安静状態の何倍の代謝を行っているかをMETs(メッツ)値で知りましょう。METsとはMetabolic equivalentsの略称で、特定の活動やスポーツで安静時に比べてどれくらい代謝が行われているのかを調べるものです。
入浴時のMETs値は1.5。つまり入浴時には安静時の1.5倍の代謝が行われているということになります。このMETs値と入浴時間と体重などを掛けあわせることで、入浴(半身浴)時の実際の消費カロリーが分かります。ただし、消費カロリーを稼ぐために長風呂をすることは厳禁です。
消費カロリー(kcal) = METs(入浴の場合1.5) × 運動時間(時間) ×体重(kg) × 1.05
試しに、20代の女性の平均体重である50kgを元に計測してみると、
1.5 × 0.5(30分) ×50 × 1.05=39.375
つまり30分で約40 kcal消費されることになります!
METs値は、個別活動(自転車運転や日常の家事など)によって値が定められています。入浴時に関わらず、さまざまな体の動きによる消費カロリーを求めることができます。
まとめ
半身浴をする時には、入浴剤を選ぶことや消費カロリーを意識することで、ダイエット効果やむくみ改善効果が期待できます。また、正しい入浴法を知り適切に半身浴をすることも大切です。半身浴でむくみや身体の冷えを改善していきましょう。
[文:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。