千葉県「学校給食無償化」市町村別の情報一覧…印西市も9月スタート

2024年9月24日(火)15時45分 リセマム

印西市「学校給食費の無償化について」

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千葉県教育委員会は2024年9月12日、市区町村で異なる学校給食費の無償化制度について、自治体ごとの情報を一覧に取りまとめ公開した。9月からは印西市立小中学校でも学校給食費無償化がスタートし、実施自治体は公開日時点で県内全54市町村(37市16町1村)へと拡大した。

 千葉県では、多子世帯の経済的負担の軽減を図るため2023年1月から、市町村と連携し、第3子以降の義務教育期間における学校給食費の無償化を開始している。県立学校の在籍者は、2024年4月から2025年3月の1年間は、扶養している子のうち、第3子以降の学校給食費が無償となる。

 対象は、県立学校在籍者のうち、6歳以上の子を3人以上扶養かつ、第3子以降の子が、県立特別支援学校(小・中学部)または県立中学校に在籍している世帯。国や県、市町村の補助制度等により、学校給食費の全部または一部の補助を受けていないことが条件で、一部補助を受けている場合は、その額を除いた額が補助される。補助となる経費は、県立中学校に在籍する第3子以降の子に係る学校給食費と、学校給食を実施している県立特別支援学校小・中学部に在籍する第3子以降の子に係る学校給食費。申請は、在籍校の指示に従い行う。

 市町村立学校在籍者の学校給食費無償化については、自治体ごとに異なるため、千葉県教育委員会は、9月12日現在の情報を取りまとめ「千葉県内で学校給食費無償化を実施している市町村一覧」を作成した。一覧表には、市区町村名、無償化の対象者、担当部署、各自治体のWebサイトURL(学校給食費無償化のページ)などを掲載している。

 印西市では9月から、市立小中学校の給食費完全無償化をスタート。対象は、すべての児童生徒で、2024年度は9月から3月までの7か月分、 約3億6,000万円を市が負担することで実質的に無償化する。今回の無償化にともなう手続き等はなく、第3子以降学校給食費補助金を受けている場合は、そのまま無償化に切替になるという。

 なお、すべての児童生徒を給食費無償化の対象としているのは、印西市のほか、市川市、浦安市、銚子市(2025年3月まで)、神崎町、多古町、東庄町、勝浦市、いすみ市、九十九里町、芝山町、横芝光町、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、鋸南町で、県内全54市町村 のうち17市町村となっている。

 千葉県内で学校給食費無償化を実施している市町村の一覧は、千葉県教育委員会のWebサイトで閲覧できる。

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