歴史は100年を超える駅 富山地鉄全駅探訪17【50代から始めた鉄道趣味】108

9月27日(金)11時30分 鉄道チャンネル

※2019年7月撮影

上市駅から1.8kmで新宮川駅。富山湾に向かって真北に北上する本線上に駅があります。駅周辺は人家が点在しますが農地の方が圧倒的な面積を占めています。

写真は北側の踏切から駅全体です。単式ホームのシンプルな駅。奥が電鉄富山駅・上市駅方面になります。

※2019年7月撮影

駅の東側には道路があります。駅をバリアフリーのスロープのある側から、右手前に道を挟んで待合室、トイレ、駐輪場、パーク&ライド駐車場などが整備されています。

※2019年7月撮影

スロープから駅に上がります。

※2019年7月撮影

階段の出入口もホーム上の待合室横に設けられています。

※2019年7月撮影

ホームの駅名標、電鉄富山方面を見ています。トップ画像は、上り普通列車が上市駅方面に出て行くところ。流石に富山地方鉄道は運行本数がある程度あるので、こうして駅を撮っていると、しばしば列車に遭遇します。

※2019年7月撮影

反対の宇奈月温泉方面を撮っていたら上り列車が到着しました。

※2019年7月撮影

新宮川駅の歴史も、また複雑。1913年(大正2年)立山軽便鉄道滑川駅〜五百石駅間開通時に江上駅という名称で開業しました。意外に古い駅なんです。当時は特殊狭軌(762mm)で蒸気機関車です。1917年(大正6年)立山軽便鉄道は立山鉄道に改称。1921年(大正10年)に駅名が宮川駅になります。さらに1924年(大正13年)には現在の新宮川駅に改称されました。

1931年(昭和6年)富山電気鉄道が立山鉄道を合併。狭軌(1067mm)に滑川駅〜上市口駅間を改軌して1500ボルトで電化しました。滑川駅〜新宮川駅間も改軌・電化されました。戦時下の統合で富山地方鉄道に合併。

1971年(昭和46年)相ノ木駅などと共に富山地方鉄道が駅の廃止方針を発表。住民の反対運動で廃止はなくなり現在に至っています。

1975年(昭和50年)北陸自動車道建設に伴い、宇奈月温泉側350mの位置にあった駅が現在の場所に移転されます。2010年(平成22年)道路を挟んだ場所に待合室、水洗トイレ、駐輪場(60台)、パーク&ライド駐車場(73台!)が整備されました。

ホーム上の待合室、中を覗くと流石に雪深いエリアなのでホーム除雪の用具が置かれていました。

※2019年7月撮影

道路側から見ても裏側にも駅名標が書かれています。というか外からは唯一の駅名表示です。

※2019年7月撮影

道路を挟んだ待合室、トイレ、駐輪場、右手はパーク&ライドの駐車場です。ここにレンタカーを駐めて撮影しました。

※2019年7月撮影

少し離れて駅全体を写真に収めてみました。手前の田圃が青々と見事です。

※2019年7月撮影

この駅の平均乗降人員は、2015年(平成27年)で98人/日。(富山市統計書)100年以上の歴史がある駅ですが、利用者はそんなに多くはないですね。

(写真・記事/住田至朗)

鉄道チャンネル

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